パナソニック社が「配送見える化ソリューション」を低コストで提供!

ECのミカタ編集部

パナソニック株式会社(本社:大阪府門真市/代表:津賀一宏)は、ZETES(ゼテス)社の「ZETES CHRONOS™(ゼテス クロノス)」システムを活用した「配送見える化ソリューション」を、メーカー、卸、小売等の荷主や3PL(3rd Party Logistics)向けに、12月1日から提供を開始。

EC市場の拡大にともなう、配送業務の激務化を軽減する。

大手パナソニック社が配送現場にメスを入れる!

大手パナソニック社が配送現場にメスを入れる!

パナソニック社が2017年7月に子会社化したゼテス・インダストリーズSA(Zetes Industries SA:以下「ZETES(ゼテス)社」)は、サプライチェーンのモビリティソリューションと人物認証のマーケットリーダーである。

近年のEC市場の拡大に伴い、配送現場が逼迫していることは周知の事実。

パナソニック社は、サプライチェーンでのビジネス実績30年以上のZETES(ゼテス)社の技術力と、運送会社へのドライバー端末納入実績30年で培った技術力、サービス・サポート力を組み合わせ、サプライチェーンの現場を支える現場プロセスイノベーションを提案し、逼迫する配送現場にメスを入れる。

配送現場のプロセスを見える化するシステム「ZETES CHRONOS™(ゼテス クロノス)」

配送現場のプロセスを見える化するシステム「ZETES CHRONOS™(ゼテス クロノス)」

同社の提供する「ZETES CHRONOS™(ゼテス クロノス)」システム、ハードウェア(頑丈ハンドヘルド端末「TOUGHBOOK(タフブック)」)、サービス・サポートを含めた「配送見える化ソリューション」で、メーカー、卸、小売等の荷主と、3PLや運送会社、ドライバーの業務効率化を実現。

運行管理者のPCと、ドライバーのハンドヘルド端末を、クラウドサーバーを通じて相互連携させることで、配送状況や配送作業をリアルタイムに見える化する。

荷主でも運送会社でも、状況が即座に分かり、配送効率向上・問い合わせ対応の迅速化が可能になるというわけだ。

ECの発達によって一つのサイトの注文を複数の配送会社で分担したために、複雑になってしまう配送状況も、一元管理できるようになる。

業務の流れ

業務の流れ

・持ち出し時
ドライバー毎に配送指示・配送荷物一覧(アイテムリスト)を配信、管理することでエビデンスを残し、業務を効率化。
人的ミスの低減も可能となる。

・配送時
PCの管理画面でリアルタイムの配送進捗が確認可能となり、電話での問い合わせが不要。
管理しているトラック全台数の進捗を、一括で管理できる。
進捗状態管理 配送先での作業確認

・配送完了時
現場で電子サインをもらうとリアルタイムで配達完了のエビデンスを確認可能。
万一の物損があっても、その場で報告でき、迅速な対応を可能とする。

・様々な機能
車両モニター、配送モニター、など配送状況が手に取るようにわかる管理機能、配送スケジュールやアイテムリストなどの豊富な業務アプリケーションで配送現場をサポートする。

3つの特長

1. リアルタイムのモニタリングで、配送プロセスの見える化・電子化を実現

・配送指示の電子化
ドライバーは、電子化された配送業務指示を受信。業務効率化と作業ミスを軽減する。

・配送プロセスを一元管理
各種配送状況をリアルタイムに見える化。荷主や管理部門は、状況が即座に分かるため、配送効率向上・問い合わせ対応の迅速化や品質向上が可能となる。トラックの位置情報管理(動態管理)にとどまらず、「トラック(ドライバー)」と「荷物」を紐づけて一括で進捗管理をおこなうことができる。

・誤配送・誤集荷の防止
荷物の持ち出し時、配送先で、荷物単位でバーコードリーダーをつかって管理することで、誤配送・誤集荷を防止。
・エビデンスの電子化
受け取りサインの電子化などによりエビデンス管理を効率化、リスクを軽減する。

2. 手軽に導入可能なクラウドサービスでコスト削減

・システムをクラウドサービスで提供するため、顧客側でのサーバ環境構築は不要。短期間・低コストで小規模な導入からスタートできる。

・システム管理のための専任者が不要。システムの運用費、手間が抑制できる。

3. システムからサービスまでのワンストップソリューション

・ドライバー端末は、ハンディターミナル・PDA・携帯電話の機能を1台に集約。斜め配置のバーコードリーダーで作業効率を向上させる。屋外の現場でも壊れにくい耐落下・耐振動、防塵・防滴設計。

・365日のサポート窓口(コールセンター)を設置し、パナソニック社国内拠点からサポートする。
・すでに利用中の基幹システム・配車システム・地図ナビゲーションシステム等との連携も可能。

EC事業者にもうれしい配送システム

電子化などさまざまな機能を持つ「配送見える化ソリューション」。

これだけの機能を有しながら、クラウドサービスで提供され、低コストで扱えることは、多くのEC事業者の業務の幅を広げてくれる。

誰でもECでビジネスを展開できるようになったからこそ生まれたシステムと言えそうだ。

 


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