日本郵便と連携した高性能配送ドローンの実証実験を実施

ECのミカタ編集部

株式会社DroneFutureAviation(東京都渋谷区、代表取締役社長:波多野昌昭、以下「DFA」)は、日本郵便株式会社(東京都千代田区、代表取締役社長:横山邦男、以下「日本郵便」)が福島県南相馬市及び双葉郡浪江町で行なった配送実証実験に、陸上配送ドローン「YAPE」を提供して参加した。

凸凹した道でも走行可能な高性能ドローン

「YAPE」とはイタリアを本社とする会社で、現在、地元警察の協力を得て公道での配送実証実験を行っている。「YAPE」の機体は親しみやすい見た目が特徴だ。独立した電気モーターを備えた2つの車輪でエネルギー消費を最小化し、動きの機敏さを最大化する構造となっている。

これにより小道や狭い空間を自在に動きまわり歩道の昇り降りが可能。「360度ヴィジョン」により、人間の目よりも早く障害物を検知して回避が出来る。最大25%の傾斜・4㎝の段差に対応し、ペイロードは最大70kg。ヨーロッパ特有の凸凹した道でも走行可能な陸上配送ドローンだ。

日本郵便の実証実験パートナー

DFAは日本郵便において一昨年行われた「POST LOGITECH INNOVATION PROGRAM 2017」の採択企業として選ばれ、「配送ロボットの物流分野への活用実現に向けた実証実験の実施」パートナーとして採択されている。社会的課題や買い物弱者の問題を解決するため、ラストワンマイルにおける陸上配送ドローンによる自動配送の実現化に向けて、関係各社と今後とも邁進していく方針だ。

今回の実証実験では、DFAの陸上配送ドローン「YAPE」を用いた日本郵便の初の公式な実証実験であり、同社が独占取扱権を有する同「YAPE」を利用した日本国内での荷物等の無人輸配送実現に向けた取り組みとなる。今回の実証実験は、福島県南相馬市及びふたば自動車学校の協力により、災害公営住宅およびふたば自動車学校において、従来より実際に近い環境で行われた。

公開デモも実施

今回の実証実験では、陸上配送ドローンの公開デモも行われた。

【公開デモ概要】

[日時]
2019年 1月 31日(木)午前 11時~12時

[場所]
福島県南相馬市内の災害公営住宅

[実験概要]
実際の配送環境や生活環境に近い、災害公営住宅での陸上配送ドローンによる実験を行うことで、配送や買い物支援の社会的課題における配送ロボットの可能性を検証し、自動配送の実現を推進

[主 催]
日本郵便

宅配の抱える問題の解決へ向けた新たな希望

現在DFAは企業や団体と研究開発を行なっており、ドローン技術を活用した社会問題の解決・新たな可能性への挑戦を行っている。同社は今回の実験を通して、今後も社会的課題解決や日々の買い物支援など、陸上配送ドローンでの荷物等の輸配送実現に向けた取り組みを進めていく計画だ。

今回の実証実験にもある通り、ドローン技術の進歩は目を見張るものがある。一方、EC市場の活況の裏で物流のラストワンマイルである宅配の現場は、再配達が日常的に頻発するなど、ひっ迫した状況が続いている。こうしたドローン技術の実用化によって宅配が抱えるさまざまな問題や課題も大きく緩和されるであろう、そうした希望を感じさせる実証実験となったようだ。

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