【楽天×佐川】楽天市場における配送情報通知機能の対象商品を拡大

ECのミカタ編集部

楽天株式会社(本社:東京都世田谷区、代表取締役会長兼社長:三木谷 浩史、以下「楽天」)は、インターネット・ショッピングモール「楽天市場」における配送追跡通知機能(以下、「本通知機能」)において、佐川急便株式会社(本社:京都府京都市、代表取締役社長:本村 正秀、以下「佐川急便」)と連携を開始した。

これにより7月29日(月)より、同通知機能の対象商品が、「楽天市場」において購入された商品のうち、佐川急便が配送する商品に拡大される。

ユーザーはスムーズに配送状況の確認が可能に

同本通知機能は、「楽天市場」で対象商品を購入したユーザーに対し、商品の配送況を、「楽天市場」トップより参照できる「お知らせ」機能、「楽天市場アプリ」のプッシュ通知、楽天グループの無料通話・メッセージングアプリ「Rakuten Viber」でのプッシュ通知およびメッセージにて知らせるものだ。

ユーザーは、能動的に配送状況を確認せずとも、商品の受け取りや再配達依頼などのアクションが必要なタイミングで通知を受け取ることができ、商品の購入後の配送状況が把握できるようになる。

配送追跡情報の通知機能概要

配送追跡情報の通知機能概要

[機能内容]
「楽天市場」で対象商品を購入したユーザーに対して、商品の配送状況を通知

[対象商品]
「楽天市場」において購入された商品のうち、楽天の運営する配送サービス「Rakuten EXPRESS」および佐川急便が配送する全商品、その他配送会社が担う一部商品
※対象は順次拡大予定

[通知方法]
・「楽天市場」上の「お知らせ」機能
・「楽天市場アプリ」のプッシュ通知
・「Rakuten Viber」のプッシュ通知およびメッセージ

※「楽天市場」と「Rakuten Viber」の、楽天IDによる連携が必要。また、IDの連携後、楽天会員向けのポータルサイト「myRakuten」にアクセスし、「会員情報管理」より、「お知らせ通知機能設定」をしていただくことで通知機能が利用可能になる。

具体化する「ワンデリバリー」構想

楽天はEC物流の健全化を目的に「楽天市場」における包括的な物流・配送サービスを構築する「ワンデリバリー」構想を掲げており、同通知機能の導入もその一環となるとのことだ。

また佐川急便とはこれまでも「楽天市場」の商品を対象にコンビニ受取サービスを導入するなど、EC物流における不在再配達削減に向けて連携して来た。楽天は今後もECがより便利にさらに健全に発展することを目指し、配達の効率化を推進して行く方針であるとともに今後も対象商品を拡大し、通知手段の多様化を進めるなど同通知機能のさらなる利便性向上を図るとしている。

ECプラットフォームとして配送に関する部分はユーザービリティの観点から重要なのは今さら言うまでも無い。競争が激しくなるEC市場の中で、楽天としてさらにこの点でサービスの拡充を進めていることになり、同プラットフォームの価値向上に寄与することとなりそうだ。


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