日本のコスメを中国の消費者に発信 化粧品口コミプラットフォーム「美麗賞(メリショウ)」がスタート

ECのミカタ編集部

日本最大級の中国人女性コミュニティー「一般社団法人美ママ協会」(本社:東京都中央区、代表取締役:李 佳霖(リ カリン)、以下、美ママ協会)は、中国人女性ための日本の化粧品口コミプラットフォーム「美麗賞(メリショウ)」の正式運用を開始した。

すでに登録者数は約30,000人

「美麗賞(メリショウ)」は中国人女性の実体験によるリアルな口コミ投稿と、投稿をもとにしたバラエティ豊かな商品情報のランキングを閲覧できるサービスだ。

日本のコスメ・美容の総合情報を掲載し、実体験による口コミだけではなく、美容に関するレビューなど、コスメ・美容に関するソーシャルミニプログラムも提供する。

中国人女性目線で書かれた日本の化粧品に対する情報がまとめて閲覧可能になることで、日本の化粧品をなかなか直接手にとって体験できない中国人女性であっても、信頼性の高い情報が得られることを目指す。現在、登録者数は約30,000人に上る。

日本女性と中国女性の嗜好の違いにもフォーカス

日本女性と中国女性の嗜好の違いにもフォーカス

「美麗賞(メリショウ)」はまた、話題性の高い日本の人気化粧品コスメブランドや新発売の注目商品など、日本の化粧品全般に対する中国人女性の実体験によるリアルな口コミ投稿をもとにした、バラエティ豊かな商品情報のランキングを閲覧できるサービスともなっている。

独自のデータベースにより商品の口コミについて分析し、中国人女性ユーザーの活きた口コミ評価を実現する。「美麗賞(メリショウ)」立ち上げの背景には、日本人女性と中国人女性のメイクアップ、化粧品における嗜好の違いがあるという。

日本人女性と中国人女性では、化粧品を選ぶ際の注目点や、使用後の感想に差が出ることが多くあるそうだ。「美麗賞(メリショウ)」によって、中国人女性目線で書かれた日本の化粧品に対する情報がまとめて閲覧可能になることで、日本の化粧品をなかなか直接手にとって体験できない中国人女性であっても、信頼性の高い情報を得られることになるのだ。

変化する中国の消費者のニーズをとらえる

変化する中国の消費者のニーズをとらえる

ソーシャルメディアの流行による情報環境の変化によって、特に中国では1980年以後(80後)、1990年以後(90後)生まれの世代である80後、90後の世代の消費感覚が大きく変化していると言われている。

自分の判断で買い物をするために、実体験をもとにした口コミを重要視する傾向が強まるなか、「美麗賞(メリショウ)」のような中国人女性による、中国人女性のための情報プラットフォームは需要の高いものであると言えるだろう。

同法人では中国人女性ための口コミプラットフォーム「美麗賞(メリショウ)」を通して、中国人女性が自分に最も相応しい日本の化粧品を選択できるよう、信頼性が高い情報を提供し、選ばれた商品は「美麗賞(メリショウ)」表彰ロゴを付与するとしている。

越境ECの中でも中国の消費者が日本のコスメに向ける視線は熱いものがある。そうしたニーズに対応する「美麗賞(メリショウ)」を通じ、より豊かな情報がもたらされることによって、越境ECをさらに盛り上げることになりそうだ。


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