決済画面を手軽に設定でき「カゴ落ち」を防ぐ GMO-PGがクレジットカード情報非通過型の新モデル『リンクタイプ Plus』の提供を開始

ECのミカタ編集部

GMOインターネットグループにおいて、総合的な決済関連サービス及び金融関連サービスを展開するGMOペイメントゲートウェイ株式会社(東証一部:証券コード 3769、代表取締役社長:相浦 一成 以下、GMO-PG)は、総合決済サービス「PGマルチペイメントサービス」の接続方式である「リダイレクト(リンク)型」の新モデルとして、決済画面を短時間で簡単に設定できる「リンクタイプ Plus」を、2019年9月24日(火)より提供を開始した。

専門知識なしでフォーム(決済画面)の設定が可能に

GMO-PGは、総合決済サービス「PGマルチペイメントサービス」の接続方式である「リダイレクト(リンク)型」の新モデルとして、決済画面を短時間で簡単に設定できる「リンクタイプ Plus」を、2019年9月24日(火)より提供を開始した。

これによりEC事業者は自社のECサイトに「PGマルチペイメントサービス」をつなぎこむ際に「リンクタイプ Plus」を使用することで、専門的なプログラミング知識を持たなくても、簡単に商品購入手続きを行うフォーム(決済画面)の各種設定を行うことができるようになる。

クレジットカード情報の非保持にも対応

クレジットカード情報の非保持にも対応

「リンクタイプ Plus」を用いた決済システムでは、決済画面における決済手段、デザイン等の要素を、すでに用意されている項目の中から選択するという簡単な操作で設定できるため、従来の「リンクタイプ」とは異なり専門的な知識は必要無い。

また「リンクタイプ Plus」もクレジットカード情報の非通過型「リダイレクト(リンク)型」となるため、EC事業者においては購入者のクレジットカード情報の非保持化を実現できる。

今後はデザインテンプレートや対応言語、決済手段の追加をはじめ、決済画面のURLを独自ドメインに変更することができる機能など、EC事業者にとって利便性の高い機能の追加も予定しているとのことだ。

◆「リンクタイプ Plus」の主な特徴(2019年9月24日時点)

・決済画面を短時間、簡単操作で設定可能
・21種類の豊富なデザインテンプレート
・多言語対応(日本語・英語)
・複数デバイス自動最適化(レスポンシブデザイン)
・選択できる多様な決済手段

ユーザーの要望に応えて提供開始

ユーザーの要望に応えて提供開始

ECサイトにおいて、購入者が途中で購入をやめてしまう”カゴ落ち”の多くは決済画面で発生するため、EC事業者からは、「購入者が求める決済手段を追加したい」「表示される決済画面をECサイト全体のテイストに合わせたい」といった要望が上がっていたそうだ。

一方でGMO-PGの総合決済サービス「PGマルチペイメントサービス」では、ECサイトとの決済システムの接続において、EC事業者がクレジットカード情報を保持することのない非通過型の接続方式(リダイレクト(リンク)型/JavaScript型(トークン型))を提供している。

リダイレクト(リンク)型の「リンクタイプ」は、ECサイトの決済画面を細かく設定できる一方で、専門的なプログラミングの知識や技能を要するうえ、決済手段を追加するごとに複数のファイルを作成・アップロードする手間がかかっていた。

そこでGMO-PGは、EC事業者が必要な決済手段を自社のECサイトへ簡単に追加でき、ECサイトに適した決済画面を作成できるよう、「PGマルチペイメントサービス」の接続方式において、新モデルの「リンクタイプ Plus」を提供することとしたのだ。

このことでECサイトへの新たな決済手段の導入がしやすくなり、購入をはじめとしたコンバージョン向上へも寄与することになりそうだ。


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