Shopifyがアップデート ブラウザからのアクセス速度が39%加速してセールスに貢献

ECのミカタ編集部

マルチチャネルコマースプラットフォームを展開するShopify Inc.の日本法人 Shopify Japan株式会社(本社:東京都渋谷区、代表:マーク・ワング、以下:Shopify)は、購買者数2億1800万人以上を記録した昨年の記録を受け、購買者により良い購買体験とより多くのセールスの提供を可能にするため、Shopifyストアでの購買スピードを加速させる最新版のプラットフォームを公表した。

セールス向上のために

世界175ヵ国で80万以上のアクティブストアが運営されているマルチチャネルコマースプラットフォームを展開するShopifyは、購買者数2億1800万人以上を記録した昨年の記録を受け、購買者により良い購買体験とより多くのセールスの提供を可能にするため、Shopifyストアでの購買スピードを加速させる最新版のプラットフォームを公表した。

ストア読み込み時間が大幅スピードアップ

ストア読み込み時間が大幅スピードアップ

最新版の概要は次の通りだ。

◆アップグレードによるアクセス速度 39%加速

Shopifyはストアの速度向上を実現するために、グローバルネットワークインフラストラクチャをアップグレードした。80ヵ国で“ポイントオブプレゼンス(PoPs)”をノード2からノード180へ拡張し、Shopifyストアに接続されているルーティングをすべて制御することで、従来よりもアクセス速度が39%加速したとしている。この結果、顧客のブラウザがオンラインストアを読み込むのにかかる時間が短縮される。特にオーストラリア、日本、インド、シンガポールなどの国際市場では顕著にアクセス速度の改善が見られたそうだ。

◆画像サイズ削減により動作をスムーズに優れた購買体験を提供

WebPを使用して、サポートされているブラウザ上ですべての画像のファイルサイズを30%と大幅に削減することにより、Shopifyのすべてのオンラインストアにおいて画像が表示されるまでの時間を短縮。顧客がオンラインストアに訪れたときの購買体験が改善された。これにより、パフォーマンス速度を犠牲にすることなく、ストアデザインを強化できるとしている。

Shopifyの進化は止まらない

Shopifyは、国内外に関わらずにオンライン販売を手軽に始められるクラウド基盤のマルチチャネルコマースプラットフォームだ。ウェブ・モバイル・ソーシャルメディア・マーケットプレイス・実店舗などの複数の販売チャネルを持つオンラインストアの作成・カスタマイズ・在庫連携・売上管理を簡単に行うことができる。

プラットフォームには、ストアの経営者にとって強力なバックオフィス機能も備えられており、オンライン販売に必要なものすべては「Shopifyで一元管理ができる」という手軽さが大きな特徴だ。カナダのオタワに本社を置くShopifyは、現在まで約175ヵ国、80万以上の企業をサポートしており、Unilever(ユニリーバ)、 KylieCosmetics(カイリーコスメティクス)、Allbirds(オールバーズ)、MVMT(ムーブメント)などの大手有名企業から世界的な著名人まで国内外において、 多くのブランドより信頼されている。

そのShopifyの最新プラットフォームが公表された。同社は今回の公表に際して次のように述べている。

「より速く、よりシームレスな購買体験を提供することがマーチャントにとって最優先であるため、今回のアップデートは、Shopifyすべてのストアに対応します。よりグローバルの消費者に対応した商取引を実現するために、Shopify は常にプラットフォームとパフォーマンスの改善に取り組み続けてまいります」

世界で愛され続ける同プラットフォームは今回のアップデートでさらにその価値を高めることになりそうだ。


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