アプリからリアルへ。「ポケマル商店街」が神戸で開催

ECのミカタ編集部

株式会社ポケットマルシェ(本社:岩手県花巻市/代表:高橋博之、以下 「ポケットマルシェ」)は、オンラインとオフラインを融合させた新しい都市型マルシェ「ポケマル商店街」を、2020年1月18日(土)に兵庫県の「三井アウトレットパーク マリンピア神戸」にて開催することを発表した。

5,000名の動員実績を持つ、リアルな場でのマルシェ運営

リアルな場でのマルシェ運営「ポケマル商店街」は、今回で2度目の実施となる。
ポケットマルシェのアプリ上で関係を築いてきた生産者と消費者が、実際に会って言葉を交わせる場を作りたい、という思いから実現した。

2019年10月に初めて実施したマルシェ「ポケマル収穫祭」では、約5,000名がブースに立ち寄り、2,000名以上の顧客が食材を購入。

ポケットマルシェ上での事前決済による売上の割合は、売上全体の2割以上を占めるという結果になった。

アプリを活用した3通りの購入・受け取り方法に対応

アプリを活用した3通りの購入・受け取り方法に対応

今回はマルシェにまつわる生産者や消費者の悩みを解消すべく、ポケットマルシェのアプリを活用して、3通りの購入・受け取り方法に対応する。
生産者・消費者双方に負担のない、持続可能なマルシェを実現する。

1)現地ポケマル決済 → 自宅受け取り
販売ブースに設置されたQRコードを用いて、食材をWeb上で購入することが可能となる。
食材は自宅へ配送されるため、持ち歩き時の負担を気にすることなく購入ができる。

2)事前ポケマル決済 → 現地受け取り
アプリ上で事前に商品を購入すると、当日はキャッシュレスでスムーズに食材を受け取ることが可能となる。

マルシェ出店時に生産者が抱えがちな問題として、「売上を確保するために食材を過剰に会場まで運搬し、売れ残りを大量に持ち帰る」ということが挙げられるが、事前にオンラインで注文を受け付けることにより、生産者は取引量を想定しやすくなるため、売れ残りのリスク軽減にもつながる。

3)現地現金決済 → 現地受け取り
通常のマルシェと同様、マルシェに並ぶ食材を現金で購入して持ち帰ることも可能。

生産者と消費者、両者からも好評の声

第1回のポケマル商店街開催の折、出店生産者からは、ユーザーやポケマル仲間の生産者に会えること、自分の生産物に対する購入者の反応が直接見えることで、色々参考にできたことがよかった点として挙がっている。

来場者からも、普段の買い物では分からない生産の裏話が聞けたり、生産者の皆さんの舞台裏をより知ることができたことで、有意義な時間を過ごせたとの声があり、好評だったことが伺える。

今回の神戸開催でも、新たな生産者と消費者との信頼関係が紡がれていくことだろう。

ポケットマルシェは、直接顔を合わせて会話ができる場を作ることで、生産者と消費者がより深く結びつき、共助の社会の実現に繋がると考えている。
今後も全国各地で、マルシェの開催を継続していく所存だ。


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