2020年はマーケティングオートメーションが本格化するか?【エムタメ!調査】

ECのミカタ編集部

ウェブサイトの企画・制作・コンサルティング・運営・保守を手がけるMtame(エムタメ)株式会社(本社:東京都新宿区、代表取締役社長:金井章浩、)は、インターネット調査にて、企業に勤める3,078名の回答者に対して行ったマーケティングオートメーション(MA)に関する意識調査結果を公表した。ここではその概要についてポイントを絞って見て行く。

調査概要

調査テーマ:マーケティングオートメーションに関するアンケート
調査手段:インターネット調査
調査期間:2019年10月1日~2019年10月31日
対象者:企業に属する人
回答数:3,078名

MAを導入しているのは全体の13%

MAを導入しているのは全体の13%

◆Q.マーケティングオートメーションを導入していますか?
⇒MAを導入しているのは全体の13%。

◆Q.あなたが、マーケティングオートメーションで難しい(使いこなせない)と感じる機能はなんですか?
⇒3年連続で「シナリオ」と「スコアリング」がツートップに

◆Q.あなたのお勤め先でのマーケティングオートメーションツール導入から実運用開始までの期間はどれくらいですか?
⇒1~3か月と回答した割合が昨年よりも増加

◆Q.あなたのお勤め先でマーケティングオートメーションツール運用中(利用中)に専門家の意見が必要と感じた場面はありましたか?
⇒MA導入者の全体の94%が専門家の意見が必要と回答

「専門家の意見が必要と感じている」は全体の94%

同社では調査について以下の点が明らかになったとしている。まずMA導入率は昨年の10%から13%へと微増し、MAで使いこなせない機能は3年連続で「シナリオ設計」と「スコアリング」がツートップとなった。またMA導入から実運用開始までの期間が1か月~3か月という回答が全体の3割になり、MA導入時に専門家の意見が必要と感じたのは全体の94%だった。さらにMA非導入者はマーケティングによる効果を感じられていない割合が高かった。

ECにおいても当然にしてマーケティングはビジネス成功へ向けた重要な要素だ。そうしたマーケティング活動をよりスムーズにかつ精度を高めることができるMAだが、浸透が進んでいるものの、まだまだその広がりには時間がかかるのかも知れない。


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