LINEショッピングへ商品を自動掲載可能に MakeShop byGMOの集客ツール「アイテムポスト」がLINEショッピングと連携【業界初】

ECのミカタ編集部

GMOメイクショップ株式会社(代表取締役社長:向畑 憲良 以下、GMOメイクショップ)が運営する「MakeShop byGMO」は、「アイテムポスト」においてLINE株式会社(代表取締役社長:出澤 剛 以下、LINE社)が運営する「LINEショッピング」とのサービス連携を開始した。

LINEショッピングに自動掲載

GMOインターネットグループのGMOメイクショップ社が運営するネットショップ構築ASP「MakeShop byGMO(以下、MakeShop)」は、ショップの集客ツール「アイテムポスト」において2020年2月4日(火)15時より、LINE社が運営する総合ショッピングサービス「LINEショッピング」とのサービス連携を開始した。

これによって「MakeShop」を利用するショップ運営者は、「アイテムポスト」に掲載した商品を「LINEショッピング」にも自動掲載させることが可能となった。なお、ネットショップ構築ASP業界における「LINEショッピング」とのサービス連携は「MakeShop」が初だという。また、この度のサービス連携を記念した「LINEショッピング」への月額掲載費用が無料となるキャンペーンも実施される。

独自ショップへ送客できる

独自ショップへ送客できる

「LINEショッピング」への自動掲載によって「LINEショッピング」に掲載された商品をクリックしたユーザーは、出品元の独自ショップに送客され、そのまま購入に至った場合にのみ販売手数料が発生する成果報酬型となっている。

◆サービス概要

[対象]
「MakeShop」の「アイテムポスト」利用のショップ運営者

[利用料金]
初期費用:無料
月額掲載費用:5,000円(税抜)
上記につきキャンペーン中は無料(2020年7月31日金曜日まで)
販売手数料:10%
※別途「MakeShop」の利用料金が必要

[申し込み方法]
「MakeShop」の管理画面内の「集客サービス」ボタンをクリックして申し込みへ。「アイテムポスト」と「LINEショッピング」の審査完了後、出品が可能となる。

スマホユーザーを取り込む

同社はサービス連携の背景として次のように述べている。

「GMOメイクショップでは、様々な提携サイトに商品を掲載できる集客ツール『アイテムポスト』をネットショップ構築ASP『MakeShop』をご利用のショップ運営者向けに提供しています。ショップ運営者は自社ショップに出品している商品を『アイテムポスト』にも掲載することで、『アイテムポスト』の提携ショッピングサイトに自動で掲載させることが可能です。これにより、ショップ運営の課題のひとつである『集客』を支援します。

昨今のEC取引(オンライン)は、いつでも気軽に商品を検索、購入できるという利便性から、物販分野のEC取引のうち39.3%がスマートフォンを経由して行われています。『MakeShop』においても、スマートフォンユーザーに向けた環境整備に取り組んだ結果、2018年の流通額はスマートフォンからの購入が前年と比較して17%も増加しています。このため、スマートフォンユーザーの目に留まる機会を創出することが、ショップ運営者の販促の支援につながると考えていました。

一方『LINEショッピング』は、月間8,300万人が利用するコミュニケーションアプリ『LINE』から利用できる、会員登録数3,500万人を超える総合ショッピングサービスです。ファッションや雑貨をはじめ、スポーツ、インテリア、家電、コスメなど約250社、1億点を超える商品を『LINE』アプリ上から手軽に検索して購入まで行うことができます。そこでGMOメイクショップは、ショップのスマートフォンユーザーの集客を支援するべく、『アイテムポスト』において、3,500万人を超える会員を持つ『LINEショッピング』とサービス連携することといたしました」

同社も指摘しているようにECを利用するデバイスとしてスマートフォンの比重は高まっている。そうした中で絶大な利用者数を誇るLINEはスマホユーザーのタッチポイントとしては申し分無い存在だ。今回の連携を通してMakeShopは、そのスマホユーザーへリーチするための、またひとつ大きな経路を確保したことになり、プラットフォームとしての魅力を高めることになりそうだ。


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