ミレニアル女性の本音を引き出し、ミレニアルマーケティングに活かす。対話型プランニングパッケージ「Millennials Dialogue Salon」

ECのミカタ編集部

SHE株式会社(本社:東京都港区/代表:中山紗彩、 以下「SHE」)は、株式会社博報堂(本社:東京都港区/代表:水島正幸、以下「博報堂」)の社内プロジェクト・博報堂キャリジョ研と協業し、対話型プランニングパッケージ「Millennials Dialogue Salon(ミレニアルズ ダイアログ サロン)」の提供を3月8日の国際女性デーより開始する。

ミレニアル女性の想いを「対話」を通して言語化

ミレニアル女性の想いを「対話」を通して言語化

「Millennials Dialogue Salon」では、博報堂キャリジョ研とSHE会員による共感性の高い「シェアードイシュー」を発掘するワークショップ「Millennials Dialogue Session(ミレニアルズ ダイアログ セッション)」を起点に、アイデア開発から制作までワンストップで行う。

博報堂キャリジョ研は、「働く女性(キャリジョ)」有志で立ち上げられた、博報堂および博報堂DYメディアパートナーズの社内プロジェクトだ。
「Millennials Dialogue Session」では、博報堂キャリジョ研メンバーが「対話」を通して、ミレニアル女性の抱える様々な「違和感」や「不満」に内包される、新たな課題「シェアードイシュー」を抽出し、言語化する。

本プログラムは、社会課題解決につながる企業活動や、コミュニティを起点としたブランディングに関心のあるすべての企業・自治体等が対象となる。

ミレニアル女性のニーズをつかみ、ミレニアルマーケティングに活かす

昨今、モノやサービスのコモディティ化が進み、ブランドの差別化が難しくなっている。

ミレニアル女性に支持を得るブランドを確立していくには、多様化した社会を生きる女性たちが抱える「イシュー(課題)」に寄り添うメッセージと、ソリューションの創出・実施が必要となる。
実際にミレニアル女性をターゲットとした企業の中には取り組みを進めるところも増えはじめた。

一方、これらの「イシュー」は潜在的で言語化されていない場合がほとんどで、その多くは「違和感」や「不満」という形に留まってしまっている。

近年のこのようなミレニアルマーケティングの潮流を踏まえ、SHEと博報堂キャリジョ研で、現代女性の抱える「イシュー」を起点とした企業のマーケティング活動やブランディングをサポートする「Millennials Dialogue Salon」を開発するに至った。

「違和感」や「不満」を女性同士の「対話」で引き出す

「違和感」や「不満」を女性同士の「対話」で引き出す

通常のインタビュー方式の生活者調査では、個々人の体験談から一方向的にインサイトを抽出する。

「Millennials Dialogue Session」では、個人それぞれが「イシュー」を抱えるSHE会員の日常生活や社会への「違和感」や「不満」について、博報堂キャリジョ研が媒介しながら「対話」を行っていく。

そこに通底する新しい「シェアードイシュー」を抽出し、ミレニアル女性たちが共感する概念へと言語化する取り組みだ。

ミレニアル女性の所属する「イシューホルダーコミュニティ」の形成を目指して

ミレニアル女性の所属する「イシューホルダーコミュニティ」の形成を目指して

SHEは、2018年より女性向けのキャリアスクール「SHElikes」を軸に事業展開を開始し、累計で約1万人を超えるミレニアルズ女性のコミュニティへと成長している。

ミレニアルズのインサイト把握を強みとするブランドとして法人からも多数声がかかり、現在は様々な企業の課題に対して、コミュニティに属するミレニアル女性を巻き込んだソリューション提供を行ってきた。

今回の取り組みをきっかけに、SHEは新しい働き方やライフスタイルを模索し、自らアクションをしているミレニアル女性たちが所属する「イシューホルダーコミュニティ」として、社会課題に対して主体的にアクションを起こしていきたいと考える様々な企業とのコラボレーションを推進していく所存だ。


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