NP後払いがネットショップ支援室と即時与信連携をスタート 与信精度の維持とスピード向上を両立

ECのミカタ編集部

ネットショップ支援室が提供する「楽楽リピート」「楽楽BBC」「アシスト店長」と、ネットプロテクションズ社「NP後払い」において、即時与信を搭載した「NPコネクトプロ」のAPI連携を開始する。

2020年9月9日(水)より開始

クレジットテックを提供する株式会社ネットプロテクションズ(所在地:東京都千代田区、代表取締役社長(CEO):柴田 紳)は、株式会社ネットショップ支援室(所在地:東京都新宿区、代表取締役:泉 成人)が提供するリピート通販・D2Cカート「楽楽リピート」、BtoBtoCプラットフォーム「楽楽BBC」、複数ECモールの一元管理システム「アシスト店長」と、当社が提供する「NP後払い」において、即時与信を搭載した「NPコネクトプロ」のAPI(完全自動登録)連携を、2020年9月9日(水)より開始することを公表した。

運用コストの削減・ユーザー体験の向上に寄与

運用コストの削減・ユーザー体験の向上に寄与

同社は、今回の連携によって得られるEC事業者のメリットとして、次のようにまとめている。

◆運用コストの削減

即時の与信結果開示により、与信NGとなった購入者への案内が不要になる。また、支払い方法の変更も画面上で案内することが可能になる。

◆ユーザー体験の向上
 
与信結果がその場で表示されるため、与信NGとなった場合でもスムーズに決済方法の変更ができるようになる。後から決済方法を変更する手間や案内を見逃したことによるキャンセルを防ぐことができるため、スムーズな購買体験を提供できる。また、キャンセル率低減による売上向上も期待できる(加盟店の利用に対する追加費用は発生しない)。

与信精度の維持とスピード向上を両立

同社では、「NP後払い」即時与信機能導入の背景として次のように述べている。

「従来の『NP後払い』では、自動審査と併せて一部目視での審査を行うことで、高水準の与信精度を維持しておりました。そのため、購入者が申込完了した後に与信を行わざるを得なく、与信審査がNGだった場合、購入者に対して別の決済手段を案内する、コミュニケーションコストが発生しておりました。

また、購入できたと思っていたところに、与信NGでの決済方法変更のご連絡となるため購入意欲が低下したなどの理由でキャンセルとなる機会損失に至るケースがありました。昨年より開始した『NP後払い』の大規模アップデートにより、高精度の与信モデルを維持した状態で即時与信機能の提供が可能になったため、より多くの利用企業様、購入者様の利便性を高めるべく、今回の連携に至りました」

市場の中でサブスクリプションモデルが浸透してきており、ECにおいても定期購入の導入が進んでいる。そこにおいても決済手段の拡充は、顧客満足度や成約率の向上を目指す上で重要な要素となる。今回の連携を通して、与信精度の維持と決済スピードの担保が実現され、それらのニーズに対応することになり、多くの事業者のビジネスを後押しすることになりそうだ。

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