女子大生500名を対象に「メイク/ファッション調査」コロナ禍ではアイメイクと化粧崩れ防止に注力

ECのミカタ編集部

日本一の女子大生マーケティングを展開する株式会社KIRINZ(本社:東京都港区、代表:鵜池航太)は、全国の女子大生500名を対象に「メイク/ファッション」に関するアンケート調査を実施した。

コロナ禍でコスメ利用は減少傾向

コロナ禍でコスメ利用は減少傾向

「コロナ以前よりもコスメの使用は減りましたか」と質問したところ、61.2%が「減った」、28%が「変わらない」、10.8%が「増えた」と回答した。

60%以上の人がコスメの使用頻度が減るなか、「コロナ以前より使用頻度が減ったコスメの種類を教えてください」と質問し、最も多かったのは「リップ」で225人、次いで「ファンデーション」が170人、「チーク」が153人、「コンシーラー」が115人、「マスカラ」が55人と続いた。コロナ禍でマスクの使用が日常的となるなか、マスクで隠れる部分のコスメ使用頻度が減少していることがわかった。

マスクで隠れない「目」にチカラを入れる学生多数

マスクで隠れない「目」にチカラを入れる学生多数

「コロナ禍で使用頻度が増えたコスメ、または新しく買ったコスメがあれば教えてください」と質問したところ、最も多かったのは「アイシャドウ」で258人、次いで「化粧落ち防止スプレー」が221人、「アイブロウ」が172人、「マスカラ」が166人、「アイライナー」が158人と続いた。

オンライントークは「一部メイク」が半数以上

オンライントークは「一部メイク」が半数以上

「友達とオンライントークをする時のメイク・ファッションはどの程度力を入れますか」と質問したところ、54.2%が「一部メイク」、26.4%が「フルメイク」、19.4%が「すっぴん」と回答した。

コロナ禍において、大学の授業をオンラインで実施する学校が急増した。「大学のオンライン授業ではバーチャル背景を使いますか」と質問したところ、90%が「使わない」と回答し、ほとんどの学生がバーチャル背景を使用していないことがわかった。また理由としては、「回線が重くなる」、「こだわりがない」などの声が挙げられた。

好きなコスメブランド1位は「CANMAKE」

好きなコスメブランド1位は「CANMAKE」

「好きなコスメのブランドを教えてください」と質問したところ、最も多かったのは「CANMAKE」で82人、次いで「M・A・C」が47人、「JILLSTUART」が29人、「ETUDE HOUSE」が25人、「NARS」が23人、「セザンヌ」が21人と続き、学生はコストパフォーマンスを重視する傾向にあることが分かった。

好きなファッションブランド1位は「ZARA」

好きなファッションブランド1位は「ZARA」

「好きなファッションブランドを教えてください」と質問したところ、最も多かったのは「ZARA」で69人、次いで「GU」と「EMODA」が共に33人、「UNIQLO」が23人、「moussy」と「H&M」が22人と続いた。

「コロナ以前より洋服の購入費は減りましたか」と質問したところ、42.6%が「減った」、33%が「変わらない」、24.4%が「増えた」と回答し、コスメよりも減少幅が小さい結果となった。

また、「普段、洋服はどこで購入しますか」と質問したところ、最も多かったのが「ファッションビル」で311人、次いで「ショッピングセンター」が222人、「ブランドの通販サイト」が220人、「ZOZOTOWN」が155人、「路面店」が75人、「ファッション専用通販サイト」が64人と続いた。

ファッション情報収集は「Instagram」がダントツ1位

ファッション情報収集は「Instagram」がダントツ1位

「どこでファッション情報を入手しますか」と質問したところ、最も多かったのは「Instagram」で358人であった。次いで「ファッション雑誌」が69人、「YouTube」が35人、「TikTok」が13人、「自己流」が6人と続き、今やほとんどの女子大学生がInstagramから情報を得ていることがわかった。

また、「メイクを参考にしている女性芸能人は誰ですか」と質問したところ、最も多かったのは「ゆうこす」で46人、次いで「nanako ななこ」が29人、「ふくれな」が24人、「ひなちゃん5しゃい」が18人、「古川優香」が16人と続いた。「nanako ななこ」や「ふくれな」はYouTubeチャンネルの登録者数が100万人を超えており、注目度の高さが伺えた。

女子大生の情報源は「Instagram」

今回の調査で、コロナ禍の外出自粛の影響もあってかコスメの全体の使用頻度が減少した女子大生が多いことがわかったが、マスクによる化粧崩れを防ぐアイテムの需要は高まっていることなどが分かり、以前とは売れ筋のアイテムが変化していることが分かった。

また、ファッション情報をInstagramから得ている女子大生が非常に多く、InstagramをはじめとしたSNSを通しての集客やインフルエンサーの活用などがますます重要になりそうだ。

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