飛騨のにごり酒を海外へ Buyeeが渡辺酒造店の海外向け販売サポートを開始

ECのミカタ編集部

越境ECをサポートする代理購入サービス「Buyee(バイイー)」を運営するtenso株式会社は、有限会社渡辺酒造店(本社:岐阜県飛騨市、代表:渡邉久憲)が展開する「渡辺酒造店公式通販サイト」の海外向け販売サポートを開始した。

日本の商品を海外へ

tensoの提供する「Buyee」は、海外から日本の商品を購入したいと考えるユーザーを対象に、代理で商品を購入し海外発送を行うサービスで主なサポート内容は下記である。

・サイト翻訳
日本語/英語/中国語/インドネシア語/タイ語/韓国語/スペイン語/ドイツ語/ロシア語

・多様な決済手段
Paypal/Alipay/銀聯クレジットカードなどの各種クレジットカード

・多言語問い合わせサポート
海外ユーザーからの問い合わせに対して、日本語/英語/中国語/インドネシア語/タイ語/韓国語/スペイン語/ドイツ語/ロシア語へ翻訳可能

・豊富な配送手段
EMS/SAL便/国際小包/船便DHLなど

・独自の保証サービス
Buyee独自の検品/配送補償を提供

こだわりのにごり酒を海外ユーザーに届ける

こだわりのにごり酒を海外ユーザーに届ける

明治3年に岐阜県飛騨市で創業した渡辺酒造店は、こだわりのにごり酒を店舗やオンラインサイトで販売している。今回、海外向け代理購入サービスの「Buyee」とシステム連携することで、海外展開を加速させる。連携に伴い、渡辺酒造店の担当者は以下のようにコメントしている。
「自社側でのオペレーションが国内と変わらず、リスクやコストがかからないというのが、Buyee連携を決めた一番の理由です。 また、現地代理店がない国からのお問合せや、個人で購入したいお客様からのご要望に応えられないことが課題だったため、今回の導入によって、今後はB to C向けの先駆けになればと期待しています。特に、欧米諸国に向けたプロモーションに力をいれていきたいと考えております。
渡辺酒造店は明治3年に飛騨の地で創業し、飛騨古川の歴史と文化、極寒の自然が醸し出すにごり酒が自慢です。現在、9代目渡邉久憲は杜氏・北場広治の協力を得て、創業以来受け継がれた諸白吟醸造りを開花させ、技術研鑚、人材育成、伝統文化の伝承に余念がありません。ぜひ海外のお客様にも召し上がっていただきたいです。」

日本企業と海外顧客を繋ぐ

2020年は新型コロナウイルスの感染拡大により、インバウンド需要がリアルからオンラインに移行したとも言える一年となった。越境ECの導入に踏み切る事業者も増加する中、言語・決済・物流などのあらゆる面からサポートを行うBuyeeは、今後も需要が高まっていくであろう。

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