ギャップジャパン、ヤマト運輸の「デジタル返品・発送サービス」を導入 返品手続きを簡単に

ECのミカタ編集部

ギャップジャパン株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:マシュー・コリン、以下「ギャップジャパン」)は、公式オンラインストア購入品の返品時におけるユーザーの利便性向上を図るため、ヤマト運輸が提供する「デジタル返品・発送サービス」をGap、Banana Republic公式オンラインストアへ導入したと発表した。

オンラインで返品手続きが可能に

昨今のコロナ禍で、リモートワーク、ステイホームなど自宅で過ごす時間が増え、ECサイトなどでのオンラインショッピングの需要はさらに高まっている。

同社は、オムニチャネル顧客体験の向上への取り組みの一環として、ヤマト運輸が提供する「デジタル返品・発送サービス」の導入に至ったという。

それにより、これまで店舗持ち込み、またはカスタマーサービス経由にて対応していた返品方法に加えて、オンラインでの手続きが可能となる。

オンライン返品手順

新たに加わるオンラインの返品手順は以下の3ステップとなる。

①「らくらく返品受付サイト(URL:https://www.return-portal.co.jp/gapinc)」にアクセス

②返品商品を梱包

③ヤマト運輸の営業所、PUDOステーション、ファミリーマートに持ち込み、またはご自宅などご指定の場所での集荷

本サービスによって、オンラインで簡単に返品手続きを行い、ユーザーの都合の良い時間に自宅や最寄のコンビニ等から返品商品の発送ができるようになる。

ユーザーとEC事業者双方にメリット

「デジタル返品・発送サービス」は、ヤマト運輸が2021年8月26日に提供を開始したEC事業者向けのサービス。今回発表されたギャップジャパンでの導入が、本サービスの利用第一号となる。

返品を希望するユーザーは、返品に必要な事前手続きをオンラインで完結し、伝票レスで商品を返送できるため、返品にかかるユーザーの手間や心理的負荷を軽減することができる。

また、返品対応をオンライン化することはEC事業者の業務付加軽減にもつながるため、ユーザーとEC事業者双方にメリットのある取り組みと言えそうだ。

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