贈り方を選べるソーシャルギフト【dōzo】がサービス開始

ECのミカタ編集部

株式会社大和(長野県安曇野市、代表取締役社長 山本 友延、以下「大和」または「同社」)は、新しいソーシャルギフトサービス「dōzo - Have fun with ギフト.」をリリースさせた。

「贈りやすさ」重視のサービス設計

大和は、相手の個性や伝えたいメッセージにぴったりの「ギフトテーマ」を贈り、もらった人がそのテーマのWebページから好きなギフトを1つ選んで受け取ることができる、新しいソーシャルギフトサービス「dōzo - Have fun with ギフト.(以下、dōzo)」を2022年4月25日(月)より開始した。「dōzo」は、5月8日(日)の「母の日」を前に、贈る側も受け取る側も楽しめる新たなギフトの贈り方を提案するとしており、テーマ数は今後100 テーマまで増やす予定だという。

「dōzo」の特徴は、「相手がギフトを選べる」点、そして「個性豊かなテーマのラインナップ」だとしている。パーソナルギフトは菓子やデパートコスメなど、相手が間違いなく使ってくれるもの・負担にならないものがこれまで好まれる傾向にあった。

「dōzo」では、もっと相手の個性や会話の内容をふまえた「その人らしい」ギフト選びを応援したいと述べている。そのために、ある程度は贈る側が決めつつも、最後は相手が選べるという「贈りやすさ」重視のサービス設計を行ったとのことだ。

ターゲットはデジタルネイティブ層

ターゲットはデジタルネイティブ層

「dōzo」は、相手の個性や伝えたいメッセージに合わせて【テーマ】を贈るギフトサービスだ。【テーマ】には5つのギフトが入っており、もらった人はWebサイト上で好きなギフトを1つ選んで受け取ることができる。

もらう側がギフトを選べるため、ほしいものがわからない場合も贈りやすく、商品の幅も広がるとしている。贈れる【テーマ】は80 種類以上がラインナップされている。結婚祝いなどの定番テーマから、スニーカー好き・日本酒好きといった個性的なテーマまで様々だ。

贈り方は、ソーシャルギフトのほか、手渡し可能な「ギフトチケット」も用意されており、「今すぐ贈りたい」「会って直接渡したい」両方のニーズに対応。各テーマで相手が選べる5商品は、ターゲット世代である20代のバイヤーが厳選している。

また、「ソーシャルギフトは味気ない」と思っている人にも楽しんでもらえるよう、50名余りのイラストレーターとコラボし、テーマごとに異なるイラストデザインのメッセージカードが用意されている。

主なターゲットは、ミレニアル・Z世代を中心としたデジタルネイティブ層を想定し、「20代女性」といった年齢・性別でくくるのではなく、「ひとりひとりの個性」にフィットするギフトをフラットに探せるようなサービスを目指すとしている。

リアルなギフトニーズに訴求

公表に際して同社では次のように述べている。

「『ソーシャルギフト』とは、対面で手渡したり配送をしなくても、SNS を使って気軽に贈り物ができる新しい形のギフトサービスです。住所や電話番号を知らない相手にも、思い立った時にギフトを贈れます。新型コロナの流行に伴うDX 化の流れにより、若者たちの新たなコミュニケーションツールとも言える『ソーシャルギフト』市場が急速に拡大しています。人と会えない状況が続いていることもあり、これまでは500円程のコーヒーチケットといった低価格帯のギフトがソーシャルギフト市場の主流でしたが、最近では数千円単位まで単価が上昇する傾向も見受けられます。このような時代の流れに沿い、ソーシャルギフトが今後ますます一般化していくと考え、カタログギフトメーカーである大和のノウハウを活かしつつ、ミレニアル・Z世代のリアルなギフトニーズに訴求できる形として、新ギフトサービス『dōzo』の開発へと至りました」

日本の伝統的な贈答文化にも変化が起きつつあるようだ。これまでのフォーマルな贈り物から、身近な人にカジュアルな贈り物をするニーズが急速に高まりつつある。そこでは個性やシチュエーションに合わせて趣向が多様化しており、同社の新たなサービスはこうした多様化するニーズに対応したものと言えそうだ。

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