GMOメイクショップ、IT導入補助金の申請支援強化のためコンソーシアムを組成

ECのミカタ編集部

GMOメイクショップ株式会社(代表取締役社長CEO:向畑憲良、以下「GMOメイクショップ」または「同社」)は、ECサイト構築における事業者の費用負担を軽減するため、コンソーシアムを組成した。

単独では要件を満たせない事業者でも補助対象に

GMOインターネットグループのGMOメイクショップは、パートナー企業との協力により「IT導入補助金」の申請支援体制を強化し、ECサイト構築における事業者の費用負担を軽減するため、コンソーシアムを組成した。「IT導入補助金」は、中小企業や小規模事業者がITツールを導入する際に活用可能な補助金だ。

コンソーシアムを組成することで、単独ではIT導入支援事業者の要件を満たせない法人や個人事業主でも自社のITツールを補助対象に登録することができ、「makeshop byGMO」をはじめとしたGMOメイクショップのサービスを代理販売するパートナー企業は、コンソーシアムの構成員として「IT導入補助金」を活用したECサイト構築プランをクライアントに提案することが可能となる。

補助金採択率91%(同社調べ)の実績のあるGMOメイクショップが幹事社となってノウハウの提供や申請作業を行うため、採択率の向上が期待できるとしており、2023年5月16日(火)時点ですでに50社以上のパートナー企業と構成員の協定書を締結したという。

コンソーシアム構成員も募集

コンソーシアム構成員も募集

WEB制作会社やシステム会社、コンサルティング会社など、GMOメイクショップのサービスを代理販売するパートナー企業は、コンソーシアムの構成員になることで、ECサイトの新規開設やリニューアルを検討するクライアントに対して、最大補助額350万円の「IT導入補助金」を活用したECサイト構築プランを提案することができるとしている。

「IT導入補助金」の開始当初からIT導入支援事業者として活動してきたGMOメイクショップが作成したガイドラインやセミナー動画などを公開し、パートナー企業のコンソーシアム参画や「IT導入補助金」の申請にかかわる活動を支援する。クライアントのマイページ招待といった申請作業や、交付後にも数年単位で必要となる効果報告などの作業は幹事社であるGMOメイクショップが対応するため、構成員となるパートナー企業はクライアントのサポートや営業活動に専念できるとのことだ。

◆対象

WEB制作会社やシステム会社、コンサルティング会社など、GMOメイクショップのサービスを代理販売できる事業者

◆募集期間

2023年5月16日(火)~随時受付

前年度の採択件数は前年比429%、採択率91%

「IT導入補助金」は、中小企業や小規模事業者が自社の課題やニーズに合ったITツールを導入する際の経費の一部を補助するため、経済産業省によって2017年に開始された。GMOメイクショップは、開始当初の2017年よりIT導入支援事業者として登録し、EC事業者による「IT導入補助金」の申請を数多く支援してきた。その補助金額合計は1億5千万円以上に上り、2022年度の採択件数は前年比429%、採択率は91%となり、デジタル化基盤導入枠全体の採択率82.6%を大きく上回る結果になったとしている。

特にコロナ禍においては、「IT導入補助金」の申請希望が増えており、2020年の申請希望数はコロナ禍以前の2019年と比較し527%と急増。以降も相談件数は増加を続けているという。こうした背景と経緯を踏まえてGMOメイクショップは、IT導入支援事業者としてより申請支援体制を強化するため、GMOメイクショップのサービスを代理販売するパートナー企業を構成員としたコンソーシアムを組成することにしたのだ。

先述のように、「makeshop byGMO」をはじめとしたGMOメイクショップのサービスを代理販売するパートナー企業は、コンソーシアムの構成員として「IT導入補助金」を活用したECサイト構築プランをクライアントに提案することが可能となる。またコンソーシアムが組成されることで、単独ではIT導入支援事業者の要件を満たせない法人や個人事業主でも自社のITツールを補助対象に登録することができ、これまで補助金の活用ができなかったEC事業者にとって有力な選択肢になりそうだ。


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