手持ちの服で「サイズをチェック」アーバンリサーチがバーチャル試着室ソリューションを導入

ECのミカタ編集部

アーバンリサーチオンラインのサイト上で自分にぴったりのサイズの服が選べるように

株式会社アーバンリサーチ(以下、アーバンリサーチ)は、運営する通販サイト「URBAN RESEARCH ONLINE STORE(アーバンリサーチ・オンラインストア)」にて、Virtusize株式会社(以下、バーチャサイズ)が提供するバーチャル試着室ソリューション「サイズをチェック」を導入すると発表した。
「サイズをチェック」は、オンラインショップで販売中のアイテムのサイズを、分かりやすいイラストで表示するサービス。ユーザーは、手持ちの服とオンラインストアで販売されているアイテムのイラストを重ね合わせることで、サイズの差を見比べ、自分にぴったりのサイズを選ぶことができる。
ASOSやZaloraなど、世界各国の大手オンラインショップで導入されている同サービス。2013年には、グローバルリテール業界で最も権威あるWorld Retail Awardsで、技術ソリューション賞を受賞。日本では、MAGASEEK、ユナイテッドアローズ、TSIホールディングス、ディノス・セシールなどが既に導入しており、サイト内で活用されている。

将来的にはモバイルアプリとの連携でオンラインと実店舗での活用も

URBAN RESEARCH WEB事業部シニアマネージャー坂本満広氏は、「この機能をモバイルアプリと連携すれば、オンラインと実店舗におけるO2O(Online to Offline)も実現できるようになる。この点でもバーチャサイズとのパートナーシップは、当社の将来ビジネスにとって理想的なもの」と語る。
今やオンラインストアで服を購入することは一般的になった。しかし、購入の際に常にハードルとなるサイズの問題は未だ完全には越えられていない。例え見た目が気に入っても、パンツやフィット感のあるトップスなどは、試着せずに購入するには勇気がいるものだ。「サイズをチェック」は、消費者にとってはサイズがあわないために返品・交換したりする手間を回避し、ブランド側にとっては、顧客が継続利用するというメリットを生む。このソリューションは、近い内に、ファッションブランドを扱うオンラインストアの基本スペックとなるかも知れない。


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