物価高でも「お金をかけたいこと」1位は「食」 くふう総研調査

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ECのミカタ編集部

もはや値上げは生活の一部?7割以上が「値上げ慣れ」を実感。約4割が「10円20円の値上げには驚かない」と回答

くふう生活者総合研究所(以下、くふう総研)は2026年6月1日、値上げに関する意識調査の結果を発表した。

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調査概要

◆調査テーマ:買い物、値上げに関する意識調査
◆調査エリア:全国
◆調査対象者:家計簿サービス「くふう Zaim」ユーザー、チラシ・買い物情報サービス「くふう トクバイ」ユーザー
◆調査人数:8383名
◆調査期間:2026年5月15日〜5月18日
◆調査方法:インターネットによる調査
◆出典:値上げに関する意識調査(株式会社くふうカンパニーHD)

約半数が値上げを「仕方ないと諦めている」

食品や日用品など普段の買い物について、74.2%が「値上げに慣れてしまった感覚がある」(「とてもある」17.8%、「ややある」56.4%の合計)と回答した。

物価上昇が始まったころ(2022年頃)と比較した、買い物の際の行動・感情の変化をたずねたところ、最も多かったのは「『何もかも値上げしているから仕方ない』と諦めるようになった」(49.5%)となった。

次いで「あらゆる物の価格がどんどん上がる状況に疲れた」(42.0%)、「10円20円程度など少々の値上げに驚かなくなった」(36.2%)が上位に挙がった。値上げに一喜一憂せず、「またか」と思いつつも購入する受容層が多くなっている実態がうかがえる。

生活の質に関わるものには投資

現在の「買い物の基準」は、節約とお金のかけどころを見極める「メリハリ重視」と答えた人が最も多く(42.3%)、価格を最優先する「安さ重視」(27.1%)を上回った。

長く続く物価高の下で、何でも我慢するのではなく、自らの生活の質に関わるものには投資する生活者が多いことが分かる。

食料品や日用品の買い物で実践している節約行動は、「特売・タイムセールを狙う」(54.8%)、「ポイント還元・キャッシュバックを活用する」(54.8%)がともに半数を超えて上位に並んだ。

加えて、くふう総研は「低価格で品質が保証される『プライベートブランドに切り替える』(43.1%)という回答が4割を超えていることにも注目です」とコメントしている。

お金をかけたいこと1位は「食」

価格が高騰して手を出しづらくなったものをたずねたところ、第1位は「お菓子・スイーツ」(45.9%)、第2位「飲料・アルコール」(21.8%)、第3位「油類・調味料」(12.4%)となった。

具体的には「チョコレート」「コーヒー」「オリーブオイル」を挙げる人が多く、「買うのをやめた」という声もみられている。

値上がりで購入をためらうようになった食品が多く挙がった一方で、物価高でもお金をかけたいこととして「食」が第1位となった。

本調査結果についてくふう総研は「生活者が続く物価高騰に対応し、賢くしなやかに立ち回っていることがわかる調査結果となりました」とコメントしている。

2022年頃からの継続的な物価上昇により、生活者の意識はさまざまな物の値上げが当たり前のこととなる「値上げ慣れ」の段階に入りつつある。動向を引き続き追っていきたい。


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