日本と中国に聞いた「痩身に関する実態調査」GMOリサーチが発表

健康志向の高い日本と中国にインターネット調を実施

GMOリサーチ株式会社(以下GMOリサーチ)は自社が保有する日本のモニターと中国の提携モニターを対象に「痩身に関する実態調査」を実施したと1月4日発表があった。近年日本の痩身関連マーケットは拡大の一途をたどっているという。

痩身というテーマには男女問わず多くの人が注目をしていることから、GMOリサーチは【痩身】に関する消費者の実態を把握するため健康志向の高い日本と中国の20から40代の女性各1,000人を対象にインターネットを通じたアンケートを実施した。

2国の関心の違いが浮き彫りに

痩身への意識を把握するためにまずは美容への関心度について調査をおこなった。調査結果として、日本と中国の両国で美容についての関心度は高いことがわかった。ただし、「非常に関心がある」との回答には日本よりも中国の方が2.5倍以上の回答数をよせている。

美容に関する情報源の調査では日本で「テレビ番組」「インターネットの情報」「雑誌の情報」がトップ3を占めたのに対し、中国では「口コミ」が71.6%を占めていた。

痩身に関する実態についても、日本と中国の両国とも非常に高い関心度を示していた。痩身に対するエステやダイエットなどの取り組みについては、中国の方が実際に行動している人が日本の約2倍いることがわかった。

取り組みの内容についても中国では食事などの日常生活で簡単に取り組める対策が好まれる傾向があるようだ。食事での対策が好まれるだけありダイエット食品への関心も中国が高い。

これらの調査結果から両国とも体型を気にしている人が多いことがわかったそうだ。また、

今後、美容・痩身分野のマーケットにおいては、今回の「日本の痩身に対する関心度の高さに対して、実際の取り組みは消極的である」ことや、「中国の健康・美容食品や器具に頼らない美容・痩身への取り組みが主流である」といった調査結果を踏まえ、その背景を分析しつつ、マーケットを開拓していく必要があるとGMOリサーチは考えます。-ニュースリリースより

と意見をよせている。

美容・健康などの分野で活躍する企業はぜひともこの調査結果を参考にしていただき、今後の方針に役立ててほしい。