売れる商品ネタを毎日メルマガ配信。1個から仕入れが可能な「kenko卸.com」
選べる商品点数10万点、さらにサイト運営の無料相談も可能
トレンド商品の情報が詰まったメルマガが毎日配信され、旧薬事法抵触の問題やECサイト運営におけるお困りごとの相談に乗ってくれる。そんなネット卸の会社があるのはご存じだろうか?取扱商品数は約10万点で、1個から卸価格で購入できる。仕入れ先が在庫処分に困った商品まで引き受けてくれるという。今回取材したのは、ネットショップと共存共栄していきたいと話す、毎週金曜のコラムでもお馴染みのネット卸サイト「kenko卸.com」を運営する新日本機能食品 代表取締役 小林憲司氏だ。海外にも強い新日本機能食品だが、今回は国内のEC事業について伺った。
放映前のテレビネタを無料メルマガ配信!
まず、国内で売れる商品について伺う。
「国内で売れている商品といえば、最近は酵素系サプリや、チアシード、ヘンプシードオイルなどですね。これからの季節であれば入浴剤などのあたたか商品も売れ始めます。これらはテレビや雑誌などで取り上げられたものが中心になります。やはり話題になっているものは売れますね。動きの速いEC業界で利益を出していくには、こういった話題になっている商品の情報に敏感になることが必要でしょう。弊社では、商品選定に役立てていただきたいと考え、毎日のメルマガ配信に力を入れています。メルマガにはこれからテレビで取り上げられる予定の商品などの情報を盛り込んでいますので、こちらを参考にしていただければ、話題の商品を売り逃すことがありません。」
話題性のある商品が売れると話す小林氏。ダイエット特集などで取り上げられた食品が翌日スーパーマーケットで売り切れ!などという話はよく耳にするが、EC通販でも同様ということだろう。しかし、トレンドを追い続けるのも大変だ。売れる商品は話題の品だけなのだろうか。
ロングテール商品にする秘訣とは!?
「ロングテール商品となると話題性だけではありませんね。例えば印象強いロングテール商品といえば育毛剤がありますが、こちらは12年売れ続けています。この期間ずっとテレビで紹介され続けているわけではありませんから、やはり効果があるのです。ただ話題性があるだけでなく、効果があるものを売っていくのが重要だと考えています。効果のある商品はプロモーションに力を入れたり、口コミサイトを利用しなくとも、勝手に広まっていくものなのです。OEM商品を作る際にもこの考え方は重要です。卸を担う私たちは工場を持っているわけではありませんから、商品の企画をすることになります。このときの考え方として大きく2種類。商品の原価を先に決め、とにかく値段重視で作ってほしいという商品の作り方と、原価はいくらになってもいいから、この成分だけは入れてほしいという成分重視の作り方です。長年売れ続けるのは明らかに後者ですね。良い成分を入れると1個当たりの利益は薄くなりますが、売れる期間を考えたら明らかにトータル利益が大きい。 私はOEM商品を作る際の企画や製造を委託するメーカー選定の相談に乗っていますが、どれだけの期間売れる商品なのかを考えて企画することを勧めています。」
広告表現に関するコンプライアンスを惜しみなく公開
売れる商品を作ることだけでなく、その売り方、商品表記の仕方にも注意が必要だという。
「医薬品医療機器等法(旧薬事法)に関する認識の薄さには課題を感じています。旧薬事法とは化粧品や医薬部外品の有効性や安全性を正しく表記することを求めるものです。簡単に言えば、化粧品や健康食品の表記においてその効能を過剰に表現してはいけないということになります。特に東京以外の地域の事業主は軽視しがちな場合が多い気がしています。最近よく聞くのは、個々のキャッチフレーズが問題ないと自己判断して販売しているものです。消費者は1つ1つのキャッチフレーズをばらばらに見て判断しているのではありません。一緒に書いてある絵や言葉、色合いなど総合的に見て判断します。1つ1つのキャッチフレーズが大丈夫でも、総合で見て過剰な表現がなされていればそれは薬事法や景表法違反となりかねないのです。言い回しを変えてグレーな表現にするのではなく、ホワイトな表現で販売すべきだという考えの元、気になった商品に関しては仕入れ先に注意喚起をしていますし、販売先からの相談にも乗っています。」
数年前には過剰な効能表現が大きな問題となった化粧品や健康食品を扱うからこそ、慎重にならなければならないと話す小林氏。経験があるからこそわかる対処法は惜しみなく伝えていくという。ただのネット卸ではなくコンサルや相談役も無料で引き受けてくれる新日本機能食品。ぜひ取引をしたい相手ではないだろうか。新日本機能食品との取引の始め方を伺った。
「購入にはまずHPにアクセスし、会員登録をしていただきます。弊社で審査をし、問題がなければ会員登録は完了、HP上で商品を探し注文をしていただけるようになります。決済はデポジットシステムや、ヤマトクレジットファイナンス株式会社のあんしん決済などを利用しており、会員登録料は無料で取引を始められるようになっています。またメーカーの方とは直接お会いし商談することにしていますので、お気軽にご連絡ください。」
まずは会員登録からという新日本機能食品だが、通常の事業を行っていれば問題なく審査は通過するという。取り扱い商品が多く、毎日情報の詰まったメルマガが届き、相談にも乗ってくれる。有力な仕入れ先の一つとなるのではないだろうか。
今回は国内のEC市場について伺ったが、新日本機能食品は海外でのEC事業にも力を入れている。国内の何倍もの大きさの市場が広がっている海外で国内のECサイトと共存共栄を図っていきたいと話す小林氏。今後も目が離せない企業だ。
新日本機能食品についてさらに詳しく伺いたい方はこちらから→ http://goo.gl/mSvVoN