メガネスーパー、LOHACOへ出店。初のコンタクトレンズ取扱を開始

ECのミカタ編集部

 株式会社メガネスーパー(本社:神奈川県小田原市)は、メガネやコンタクトレンズ、補聴器などの販売を手がける業界大手のメガネチェーン店だ。
 2017年5月23日(火)より、同社は日用品ショッピングサイト「LOHACO(ロハコ)」内へ出店。そして同社は、LOHACO内にてコンタクトレンズの販売を開始した。これは、マーケットプレイスにおけるストアとしては、初の試みとなる。

 メガネスーパーは全国に約330店舗を展開する、国内大手のアイケアカンパニーだ。「眼から元気に!」を基本コンセプトに、アイケアカンパニーとして眼を健康に保つ解決策・各種商品・サービスを提供している。アイケア製品は顧客のライフスタイルに合わせており、その信頼は厚い。豊富な品揃え、地域の眼科医との提携、利便性の高い販売方法などで、実績についても好調を見せている。

 2016年10月には、日本最大級の宅配ポータルサイト「出前館」を通じて、コンタクトレンズの即日配送を都内2店舗で開始。これは首都圏初となるチャレンジだった。また2017年1月には「コンタクトかんたん注文アプリ」をリリース。これは、過去に購入したコンタクトレンズ用品を1タップで注文・配送できるアプリで、スピーディーかつ簡便な販売が売りだ。

メガネスーパー、LOHACOへ出店

 「LOHACO」は、ライフスタイル提案型のECとして、顧客の生活を支えるインフラを目指す。“くらしをかるくする”をコンセプトに、日用品をはじめ、食品・酒類・化粧品から医薬品までを取り揃えている。いつでも低価格、かつスピーディーな配送が魅力だ。
 現在、LOHACOでは日用品の需要が高く、日常を取り巻く商品購入のプラットフォームとして、価値が認められている。そのため、メガネスーパーが取り扱うコンタクトレンズ・カラコン・サングラス・老眼鏡などのアイケア商品との親和性は高い。

 5月23日(火)から、メガネスーパーはLOHACOにて、機能性メガネの販売を開始する。そこには、コンタクトレンズ・カラコン・サングラス、花粉メガネなどが含まれる。それによって顧客の利便性向上を図るのはもちろん、LOHACOユーザーを新たな顧客とすることも視野に入れている。

 ECサイトでの消費者の動きは、以前までだと書籍・DVDといった嗜好品の購入にとどまっていた。しかし、ここにきて消費者の間で、日用品を購入する動きが活発になっている。女性の社会進出に伴う、共働き率の上昇によって、ECサイトにおける日用品の購入はこれからも増加するはずだ。
 メガネスーパーのLOHACO出店は、この消費者の動向をうまく捉えた動きに他ならない。今後のECサイトには、消費者の動向をうまく察知した、柔軟な対応が求められてくるのだろう。

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