台湾向けリピート通販支援サービス「CROS」が台湾有数の健康食品メーカーのサイトに導入

ECのミカタ編集部

 株式会社ACCESS(本社:東京都千代田区)の子会社、愛可信股份有限公司(本社:台北市、ACCESS台湾)が提供する、台湾向けリピート通販支援サービス「CROS™(クロス)」のCRM(Customer Relationship Management)機能が、台湾有数の健康食品メーカの葡萄王生技股份有限公司(本社:台湾桃園市、以下葡萄王)に採用された。

 台湾向けリピート通販支援サービス「CROS™(クロス)」は台湾においてのリピート通販事業に必要な、受注~決済~広告効果分析機能を統合した基幹システムの提供から、現地インフラとの連携までをオールインワンで提供しているサービスだ。

 基幹システムはASPサービスとして提供され、言語も日本語・中国語(繁体字)に対応しているので、特定のPCに制約されることなく、現地からでも日本からでもサービスを利用することが出来る。フルフィルメント(運用代行)サービスも提供しており、煩雑なバックオフィス業務にかかる現地スタッフの負荷も削減出来る。また、シンガポール版や、越境版の提供も開始している。

 その「CROS」の導入を決めたのが台湾有数の健康食品メーカーである「葡萄王」だ。公式ECサイトにおける消費者ニーズのデータ分析システムとして、「CROS」のCRM機能を導入した。

 選定に際し、各消費者ニーズに応じたタイムリーな情報提供により、ロイヤル顧客の育成、リピートオーダー数の向上が期待できるCROSの充実したCRM機能、並びに豊富なクライアント成功事例が評価された。

一つ一つの機能がハイレベルであることの証明

 「CROS」は、提供開始から4年で、30社以上の日本企業に採用されている。台湾を本社とする企業にCROSの機能が採用されたのは今回が初めてだが、早くも「葡萄王」では、「CROS」の他の機能の導入も検討しているという。

 日本企業が越境EC絡みでオールインワンのフルフィルメントを利用するためにシステムを導入するという話はよくあるが、現地の大手企業がCRM機能を導入したとなると話は大きく変わってくる。機能面の充実はもちろん、UI/UXなど使い勝手の面においても評価されている形だ。

 一つ一つの機能がハイレベルであることが証明された。オールインワンで導入する際の心理的なハードルが大きく下がる実績のひとつとなるだろう。もちろん日本からの越境ECにおいても、十分な実績と確かな技術を発揮しているので、台湾やシンガポールなどでEC事業を展開している企業はチェックしておいて損はないだろう。


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