Amazon、2017年プライムデーのプレミアム体験とは?開催を正式発表〜昨年との違い

ECのミカタ編集部

 Amazonは、7月11日(火)、Amazonプライム会員向けに「プライム デー」を開催すると発表した。今年はどのような内容になるのだろうか。まず、全世界で7月10日(月)18時から先行開始し、30時 間にわたって、数十万種類以上の商品を特別価格でAmazonプライム会員に提供し、5分ごとに商品が続々登場させ、来訪者の気持ちを離さない。

  2017年のプライムデー開催国には、中国、インド、メキシコが新たに参加し、これまでもやってきた日本、アメリカ、 イギリス、スペイン、イタリア、ドイツ、フランス、カナダ、ベルギー、オーストリアとあわせると、合計13ヵ国。

 6月30日(金)から7月2日(日)まで、日本での特別キャンペーンとして、Amazonプライムの年会費(税込3,900円)を税込2,900円のセール価格で提供すると言う。プライムデーには、30日間無料体験中であっても、参加できるようになるので、ここで、即メリットを感じることもできる。

世界および日本におけるトピックは何か?

・セールを 30 時間開催
 今回、プライムデーのセールを心から楽しむには、24時間では十分ではないと考え、今年はいつもの趣向と変えて、7月10日(月)18時から開始する。なので、Amazonプライム会員は30時間、ショッピングをができる。

・お客様の興味・関心が高いテーマ別にセール商品を紹介
 お客様の興味・関心が特に高い20 種類以上のテーマ別に、プライムデーのセール商品を紹介することになっている。

 このテーマには、PC・ガジェットファン、アニメ・ゲーム、生活必需品、フィットネス・ヘルシーなど。テーマ別にすることで、お客様は欲しい商 品をよりスピーディーに見つけることができるようになる。

・Amazonショッピングアプリやウォッチリスト機能
 ご自宅でも外出先でも、プライムデー対象商品の確認や購入が可能にするため、Amazonショッピングアプリの利用も推奨している。さらに、PCやモバイルから「ウォッチリスト」にあらかじめ、「数量限定タイムセール」対象商品を入れ ておくと、その商品のタイムセール開始直前に、プッシュ通知でお知らせが届くようになっている。より確実に欲しい商品を購入できるのは、便利な機能と言えるだろう。

・ 日本でのトピックとしては「Fire TV Stick」
「Fire TV Stick」がプライムデーの特選商品として登場予定だ。すでに家庭で使用しているテレビについている、HDMI端子に挿すだけでAmazonビデオ、Netflix、Hulu、 YouTubeなど、豊富な映画やビデオを大画面で楽しめるもの。なお、Amazonプライム会員なら、プライム・ビ デオが追加費用なしで見放題となっているので、購入するメリットは非常に大きい。

・プライムの特典が体験できるリアルイベント Prime Dayの特選セール
 
 Amazonプライムの日本での提供開始10周年を記念し、メルセデス・ベンツ コネクション(東京)では、プライム特典を体験できるリアルイベントストアを期間限定でオープンさせる。会場では、Prime Day特選セールの一部を実際に、展示する。Prime Dayに登場するPlayStation 4「グランツーリスモSPORT」などのゲームの体験、新型のMercedes-AMG E 63 S 4MATIC+の試乗も実施するほか、Amazonフレッシュの生鮮食品の試食、Prime Now・Amazonパントリーのショッピング体験や、ビデオや音楽といったデジタル特典も無料で楽しめる。

販売事業者にとっても特別な日に

 また、プライムデーにおける販売事業者の出品ビジネス拡大 2016 年のプライムデーは、プライムデーに出品した世界の販売事業者にとっても記録的な日だったことを踏まえると今年にも期待がかかる。。

 今年、プライムデーに出品予定の日本の販売事業者には、日本マイクロソフト株式会社(販売事業者名:Microsoft ストア)もいる。同社 執行役員常務 コンシューマー&パートナーグループ 担当 高橋 美波さんは
「今年のプライムデーには販売事業者として初参加します。今回のプライムデーの結果を、この次の大きな商戦期であるホリデーシーズンに向けた良い準備に繋げていきたいと考えています」 と話している。

 その他、株式会社丸中(販売事業者名:タオル直販店 ヒオリエ/日織恵) 専務取締役 安井 耕二氏は 「昨年のプライムデーでは、一日当たりの売上が大きく伸長し、私たちにとって非常に素晴らしいビジネス機会となり ました。今年のプライムデーでも、夏の需要期における売上が最大となることを期待しています。」と話しており、多くの企業にとっても、いまやAmazonのプライムデーは、注目する存在になったといえよう。


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