あなたは『かご落ち』したことある?Eコマース&アプリコマース月次定点調査【ジャストシステム調査】

ECのミカタ編集部

『Eコマース&アプリコマース月次定点調査(2018年1月度)』の結果を発表

株式会社ジャストシステム(以下「ジャストシステム」)は、『Eコマース&アプリコマース月次定点調査(2018年1月度)』の結果を発表した。

男女1,100名対象の大調査

ジャストシステムは、マーケティングリサーチに関する情報サイト「Marketing Research Camp(マーケティング・リサーチ・キャンプ)」で、ネットリサーチサービス「Fastask」を利用して実施した『Eコマース&アプリコマース月次定点調査(2018年1月度)』の結果を発表した。

◆調査の実施概要
調査期間 :2018年1月26日(金)~1月29日(月)
調査対象 :15歳~69歳の男女1,100名

「かご落ち」した理由は?

「かご落ち」した理由は?

直近1年間のEコマース利用において、商品をショッピングカートに入れただけで購入はしない「かご落ち」といわれる行動を「行ったことがある」人は73.8%だった。逆に、「カートに入れたものは、必ず購入している」人は26.2%となった。

また、直近1年間で「かご落ち」をしたことがある人に、その理由を聞いたところ、最も多かった理由は「送料や手数料などが高かった」(35.8%)だった。次いで、「選べる支払い方法が少なかった」「配送日が遅かった」(ともに16.4%)、「会員登録が必須だったため」(14.9%)だった。 (複数回答あり)

「PC⇒スマホ」の流れやいかに?

Eコマースで、最も頻繁に利用されているデバイスは「パソコン」(52.6%)、次いで「スマートフォン」(40.9%)となった。2017年7月度の調査でも「パソコン」(54.6%)が最も頻繁に使われ、次いで「スマートフォン」(38.0%)であったが、この半年間で「スマートフォン」をEコマースのメインデバイスとする人が増えたことになる。

また、Eコマースをスマートフォンで利用する場合、主に「アプリ」を使う人は64.3%、「インターネット」を使う人は35.7%だった。2017年7月度の調査では、主に「アプリ」を使う人は54.8%、「インターネット」を使う人は44.5%で、この半年間で「アプリ」からEコマースを利用する人が増加したという結果になった。

さらに、Eコマース利用経験者に、「Amazonプライム会員」「Yahoo!プレミアム会員」「楽天プレミアム会員」「ヨドバシ・プレミアム会員」の中から会員登録しているサービスを答えてもらったところ、「Amazonプライム会員」に登録している人の割合が最も高く、34.5%だった。次いで、「Yahoo!プレミアム会員」(26.0%)、「楽天プレミアム会員」(22.6%)と続いた。

今回の調査で実に7割以上の人が経験したことがあると答えた「かご落ち」。EC事業者側としても、事前に商品情報をより丁寧に記載したり、配送方法を工夫するなど、一層の施策が必要になりそうだ。

 ECノウハウ


記者プロフィール

ECのミカタ編集部

ECのミカタ編集部。
素敵なJ-POP流れるオフィスにタイピング音をひたすら響かせる。
日々、EC業界に貢献すべく勉強と努力を惜しまないアツいライターや記者が集う場所。

ECのミカタ編集部 の執筆記事