キュレーターの未来を語る、パーティーに独占潜入！

　ECで話題の企業をどこまでも追いかけよう！そんな想い。だから「密着！近況まとめ」を企画してみた。今回は、株式会社ディー・エヌ・エー（代表取締役社長兼CEO 守安 功　以下、DeNA）近況まとめだ。

　先日、東京・渋谷ヒカリエのDeNA本社には、iemo株式会社村田マリ社長( http://iemo.jp/ )、MERY( http://mery.jp/ )を手がける株式会社ペロリ中川綾太郎社長、株式会社nanapi古川健介社長( https://nanapi.jp/ )の姿があった。キュレーションメディアを自分で持つ方々や企業家などを集めて「DeNA Palette Party（DeNAパレットパーティー）」を開催したのだ。いざ広報と共に独占潜入！

　キュレーションとは何か？様々な情報が溢れ、混沌としている世の中で、どの情報をチョイスしていいか、わからない。そこで、キュレーターがある特定のテーマを決めて世の中の有益な情報を引用し、そこに基づき、記事を作成するというのがキュレーションだ。

　同パーティは東京を見渡せるフロアで、トークショーなどを行った。早速、会場内で「MERY」中川綾太郎氏に直撃すると、このパーティーしかり、キュレーションの躍進を実感している様子。「以前はなんとなくMERYに足を踏み入れていた人も、今では、MERYを見に来るという行動に移り変わってきている。それだけメディアとして認知されてきた実感はあります」と話した。

　なぜ浸透したか？と聞くと「企業は、商品やサービスを提案するにあたって、自分たちでブランディングをしている。しかし、例えば、MERYでキュレーターが自分のライフスタイルに合わせて、紹介するということは、ブランドには絶対できないことです。キュレーターの実生活を通した目線が、新しい切り口と共感を生んでいます。それは私たちにしかできないことで、だから必要とされた。思い入れが強い分、EC店舗等への連携も、いい影響を及ぼしています」と話した。

　また「iemo」村田マリ氏にも直撃。「iemoに限ったことではないですが、DeNAから人材が送り込まれて、サイトとしてきめ細やかな配慮が可能になり、質も向上した。キュレーターからの圧倒的な信頼感をベースに、マネタイズ出来る環境は整いました。事業としては、一つのテーマで「人と人とが出会う」という役割は果たせて、次のフェーズの段階「人とモノが出会う」に来ていて、当然、ECにも関わってくる」とECとの関わりにも言及。

　キュレーションの未来についても「iemoはインテリアなので、例えば、リノベーションでコラボレーションする等、iemo発信での新しい結びつきができそうな予感がしています」と触れた。キュレーションという新たな価値がECの未来を切り開いてくれそうな予感。

DeNA近況まとめは、さらに続く。が、続きは、19時に後編が更新！見て欲しい！
《更新！》「Lilyに込められた、DeNAショッピングの想い〜密着！DeNA近況まとめ2」
http://ecnomikata.com/ecnews/detail.php?id=5363