「Origami Pay」新たにローソンに導入へ 業務提携に合意

ECのミカタ編集部

 株式会社Origami (本社 : 東京都港区、以下 Origami)は株式会社ローソン(本社:東京都品川区、以下「ローソン」)と、業務提携に関する基本合意書を締結したと発表した。

 スマートフォン決済がどんどん一般化してきている。先日、Origami Payをケンタッキー123店舗に提供を開始すると発表したばかりだが、今度は全国13,000店舗を超えるローソンへの導入が決定した。

 スマートフォン決済サービス「Origami Pay」とは、消費者に対してスマートフォンに自分専用のお財布を持つ感覚で、便利でお得な支払い体験を実現しているスマホ決済サービスだ。店舗においてはオンライン、オフラインの区別なく顧客とのダイレクトな「つながり」の構築が可能となり、ロイヤルカスタマーの醸成や販促支援サービスとして広く活用されている。

Origami Pay導入で次世代コンビニのモデルを構築

 まだサービス開始時期は未定としているが、Origami Pay導入のための共同開発、及び、ローソン店舗の顧客に対してOrigami Payの利用を促す共同販売促進活動を行っていくとしている。

 ローソンは、次世代コンビニエンスストアモデルを構築すべく、消費者の変化に対応し、便利なだけではなく、毎日の暮らしに必要な、なくてはならない存在となるべく、提供する商品やサービスの幅を広げる活動を行ってきた。Origami Pay導入はその一環であり、次世代決済サービスの導入はコンビニ業界にも影響を与えるだろう。

様々な場面での利用が想定されるスマホ決済への期待

 すでに約1,500社以上の企業がアカウントを開設し、ECや店頭決済の場面で利用されているOrigami Pay。インバウンド決済の「Alipay」がスムーズに利用できるようになる点でコンビニ支払いと非常に相性が良いと思う。2020年の東京オリンピック・パラリンピックに向けてインバウンド需要は高まり、シームレスな決済が必要とされる。

 国内利用者にとってもOrigami Payを利用することでのお得なサービスは魅力だ。まだ今回のローソンとの提携において現段階では未定としているが、共同販売促進活動を行っていくとしており、その内容にも注目が集まっている。なにせコンビニは利用頻度が高い。どういったサービスを駆使してユーザー拡大を図っていくのか、その手腕に期待が高まる。

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