JINSオリジナルアプリが11月1日リリース。人工知能やVR対応などボリューム満点の内容

ECのミカタ編集部

 株式会社ジンズ(本社:東京都千代田区、以下 JINS)は、2017年6月よりJINSオンラインショップと一部JINS店舗にてトライアルで展開しているJINSのオリジナルアプリを2017年11月1日(水)より全国のJINS店舗にて導入開始すると発表。JINSアプリは、App Store及びGoogle Playから無料でダウンロードすることが可能。

 JINSは2007年、世の中に先駆けて度付きメガネの本格的なECサイト「JINSオンラインショップ」を開設し、それまで困難とされてきた「メガネを通販で買う」という新しい発想を打ち出すなど、様々なサービスを通じてメガネの購入体験を拡大してきた。

 一方で、「保証書を紛失してしまう」「メガネの買い替え時がわからない」などメガネの購入には未だに根本的な課題やハードルが多くあるという。JINSアプリは、そんな購入時の悩みを解決し、店頭とオンラインを統合することで、今よりもメガネの買い物を便利で気軽なものにするアプリケーションに仕上がっている。

 例えば、JINS店舗で購入したメガネの保証書や度数情報の一括管理。各種情報の管理ができるだけでなく、更に、メンテナンス時期や視力測定の時期をお知らせするなど、長くメガネを愛用できるようなアフターフォローを充実させている。

 その他、店頭で気になる商品のQRコードを読み込んでおくだけで商品情報を保管でき、後でゆっくりと購入を検討できるサービスや、購入に応じて特典が受けられる「JINSマイル」が貯まるお得なコンテンツなども展開。また、人工知能によるメガネのレコメンドサービス「JINS BRAIN」もアプリに組み込まれる。

 近隣店舗の在庫を確認できるサービスなど、様々な機能を統合することで、より楽しく便利にメガネが購入できるようになっている。オムニチャネルの恩恵をこれでもかと享受できるようなボリューム感のあるアプリとなっている。

進むオムニチャネル化・アプリ化。本質は「ユーザーファーストの姿勢」にあり

進むオムニチャネル化・アプリ化。本質は「ユーザーファーストの姿勢」にあり

 JINSオンラインショップで商品を購入したユーザーに、期間限定でVRが体験できる郵送箱で商品を届けるキャンペーンも同時に実施。JINSアプリ内の「JINS-VR」をタップし、郵送箱にセットするだけで仮想空間を体験できるというものだ。こうした施策も「最先端のメガネ屋さん」と言った感じでユーザーの興味を引くものになっている。

 様々な業種の小売店でオムニチャネル化・アプリ化が進んでいる。もはや小売とECは垣根がなくなってきており、商品はどこにいても買え、どこでも受け取れるという環境になってきている。

 その中でも、しっかりと自分たちの商品のことを理解し、深掘りしている印象を「JINSアプリ」には感じた。ユーザーが求めていることは何か。利便性や機能性、商品を手に入れるための環境は日々進化しているが、根底にあるべきは「ユーザーファーストの姿勢」であると思う。

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