大規模ECシステム開発やASP運営の知見とノウハウをベースに生み出された、BtoB特化型ECサイト構築ASP『BeeTrade』

ECのミカタ編集部 [PR]

株式会社アピリッツ データサービスデザイン部 セールスマネージャー 春山 貴史氏

BtoC ECをはるかに凌駕する市場規模をもつBtoB ECだが、大企業間の電子商取引システム(EDI等)によるものが多くを占めており、中小企業におけるBtoB市場に限って見れば、まだまだEC化が進んでいるとは言い難い状況にある。そうした中、株式会社アピリッツ(以下、アピリッツ)では、新たにBtoB特化型ECサイト構築ASP『BeeTrade』を市場に投入し、BtoB 市場における真のEC化を加速させようとしている。該社のデータサービスデザイン部 セールスマネージャー 春山 貴史氏に『BeeTrade』の特徴などについてお話を伺った。

経産省の公表するデータとは裏腹に、まだまだBtoB市場のEC化は進んでいない

平成29年4月に経済産業省が発表した「平成28年度我が国におけるデータ駆動型社会に係る基盤整備(電子商取引に関する市場調査)」によれば、2016年のBtoC ECの市場規模は約15兆円で、EC化率は5.43%であるのに対して、同年のBtoB ECの市場規模は291兆円を超えているとされ、EC化率も28.3%となっていた。これらの数字だけ見れば、BtoB市場におけるEC化率は、BtoCに比べて圧倒的に高く、かなり成熟化しているようにも見えるが、実際にはEDIといわれる大規模な電子商取引のシステムが占める部分が大きく、中小のBtoB企業においては、必ずしもEC化が進展しているとは言い難い状況にあるようだ。

「確かに公表されている推計値だけを見れば、BtoB ECはかなり進んでいるように見えますが、その多くをEDIのような大企業向けのシステムによるものが占めており、また、広義のEC化の定義の中では、電話やFAXによる商取引もEC化の中に含んで試算していたりもします。そのため推計においては、経産省の発表するような大きな数値になりますが、企業数として圧倒的に多い中小規模の企業間取引に限って見れば、まだまだEC化率は低いというのが実態だと考えています。

では何故、中小規模の企業においてEC化が進展していないのかといえば、これらの規模の企業が低コストで簡便に導入できるBtoB ECのためのシステムが少ないからだといえます。EDIのような大きなシステム投資をしなくても、利用できるシステムがあれば、中小企業におけるEC化も加速すると考えられます。そのために当社が開発したのが、BtoB特化型ECサイト構築ASP『BeeTrade』なのです。」と春山氏は、『BeeTrade』の開発経緯を説明する。

BtoB独特の商慣習に配慮し、4つの特徴でBtoB ECへの取組みをサポートする『BeeTrade』

BtoB独特の商慣習に配慮し、4つの特徴でBtoB ECへの取組みをサポートする『BeeTrade』『BeeTrade』の4つの特徴

BtoBの取引実務は、BtoCほど単純ではない。例えば、価格設定ひとつとっても、BtoCとBtoBでは大きく異なる。BtoCでは、キャンペーン的に価格が変わることはあっても、基本的には1物1価格である。しかし、BtoBにおいては同じ商材でも、これまでの取引実績やロットの大小によって、単価が変動することが多々ある。

「また、企業間では信用取引、いわゆる掛売・掛買が基本的な商慣習になっていたりもするので、掛け払いや後払いにシステム的な対応することも求められます。さらにいえば、BtoBの取引では稟議制度も重要なファクターとなるので、BtoCに比べて、商談の流れも複雑になり、そうした取引実務に対応できるシステムを構築することも必要となります。『BeeTrade』では、そうしたBtoBならではの商慣習をしっかり理解した上でシステム化していますので、あらゆるBtoBの取引シーンでご活用いただくことが可能になっています。」と春山氏は言う。さらに春山氏は、『BeeTrade』の特徴が、大きく4つあることを説明する。

「一つは管理機能の充実です。BtoBでは同じ商材であっても、取引先によって価格が異なるケースが多く、そうした価格の幅にスムーズに対応できることが重要です。また商材によっては、特定の取引先にしか提供しないというケースもあります。そうした個別性の高い取引実態に対応して、『BeeTrade』上で、商品の公開をコントロールしたり、個別の商談を進めたりすることができます。もちろん、決済についても、取引先別に後払いや自社掛け払い、代金引換やクレジットカード決済に対応するなど、システマティックな処理を可能にする管理機能が充実している点は、『BeeTrade』の大きな特徴のひとつといえます。

二つ目に挙げられるのは、10年以上EC受託開発やASP運営をしてきた当社の実績に基づくサポートの手厚さです。そのノウハウをベースに『BeeTrade』では、チュートリアル機能を充実させました。導入企業様は表示に沿って設定を進めるだけで、簡単にECサイトを構築できます。また、チュートリアル機能だけでなくマニュアルも補完的に整備していますので、ITやECに関する高度なスキルやノウハウがなくても、無理なくご活用いただけます。更に、当社と導入企業様とのコミュニケーションをより高密度にするために、電話やメールだけでなく専用の課題管理ツールも提供していますので、長期間にわたるハイタッチなサポートが可能です。さらに、オプションにはなりますが開店設定の代行や、サイトのデザイン制作、SEOコンサルティングなどお引き受けできますので、まったくのゼロベースであっても安心して、『BeeTrade』をご導入いただけます。

そして、三つ目の特徴が、他のサービスとの連携がしやすい設計思想です。現在、ECサイトをより高品質にしていくための様々なツールや機能が、多くのサービスプロバイダーによって開発されています。『BeeTrade』は、最小限のカスタマイズで、多様なツール・サービスと連携することができるように設計されていますので、開発コストを抑えながら、より充実度の高いサイト構築が可能となります。もちろん、当社開発による独自サービスなども多数ありますので、ワンストップで、より高機能なサイトを構築していただくことができます。

最後に四つ目の特徴ですが、『BeeTrade』は、標準プランで取扱い可能な商品点数が極めて多いということが挙げられます。一般的なカートASPですと標準の料金プランでは5万点程度が上限になることが多いようですが、『BeeTrade』は、10万点以上でも標準プランでお取扱いいただけます。
 
『BeeTrade』を上市してから、すでに多くのお引き合い、お問い合わせをいただいていますが、標準プランで10万点もの商材を扱えるという点を高くご評価いただけることが多いです。」

取扱い商材の種類や取引規模に左右されず、今後のさらなる進化で、より高効率のBtoB ECを実現

取扱い商材の種類や取引規模に左右されず、今後のさらなる進化で、より高効率のBtoB ECを実現

高度な網羅性と、チュートリアル機能に代表される使い勝手の良さによって、すでに一定の評価を獲得している『BeeTrade』だが、今後さらに機能が強化されていくという。

「例えば、物流業務の効率化に向けて、キーエンス社のハンディターミナルにも対応するなど、バックエンド業務の効率化についても対応できる仕組みをすでに実装していますが、今後はさらに機能の充実を図っていく予定です。」と春山氏は、『BeeTrade』のさらなる発展性についても言及する。

「ひとつは対象店舗内の購買に関わる稟議申請のワークフローを、『BeeTrade』内で完結できるような新機能を実装しようと考えています。まだ開発途上ですが、これが実現すれば、かなり業務効率の改善に寄与できると考えています。

また、現状の『BeeTrade』は、言ってみれば“サプライヤーサイドの専用店舗”を構築するイメージですが、今後はそこにバイヤーを囲い込んで、そのバイヤーが商材を購入してから販売するための一連のフローも、『BeeTrade』の中で完結できるような、ビジネスフローそのものをサポートしていけるような機能を付加していきたいと考えています。」と春山氏。

現時点でも十分にBtoB ECを効率化できるツールといえる『BeeTrade』だが、さらなる進化をも考慮に入れれば、いち早い導入こそが、自社のBtoB EC展開を加速させるキー・ファクターになるのではないだろうか。

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