Amazon出版社ランキング2015発表!1位は?

福島 れい

Amazon和書・雑誌部門の上位出版社は?

Amazon.co.jp(以下Amazon)は、「和書および雑誌部門」における2015年の出版社別年間売上ランキング上位300社を発表した。同ランキングは、1年分のAmazonにおける和書および雑誌の販売金額に基づいて集計している。(出荷金額で集計、金額は非公表)。

2015年、Amazonの「和書および雑誌部門」においては、上位300社中、多くの出版社が売上伸長率2桁増の結果となった。発売日お届け拡大による利便性の向上、Amazonポイント対象商品の増加、商品欠品率を低下したことがこの売上伸長の原動力となった。『e託販売サービス』(アマゾン配送センターへの委託在庫を保管)を活用し、直接取引を開始する出版社が拡大し、お客様のニーズにいち早く対応できた出版社の売上増も目立った。

ランキングの詳細は下記。上位50位を記載する。

1位 KADOKAWA
2位 講談社
3位 集英社
4位 小学館
5位 学研プラス
6位 ダイヤモンド社
7位 インプレスグループ
8位 新潮社
9位 幻冬舎
10位 文藝春秋
11位 宝島社
12位 日経BP社
13位 医学書院
14位 岩波書店
15位 PHP研究所
16位 朝日新聞出版
17位 主婦の友社
18位 徳間書店
19位 スクウェア・エニックス
20位 技術評論社
21位 オーム社
22位 SBクリエイティブ
23位 日本経済新聞出版社
24位 河出書房新社
25位 NHK出版
26位 ワニブックス
27位 東洋経済新報社
28位 双葉社
29位 ヤマハミュージックメディア
30位 翔泳社
31位 白泉社
32位 旺文社
33位 筑摩書房
34位 一迅社
35位 中央公論新社
36位 マガジンハウス
37位 光文社
38位 教学社
39位 メディックメディア
40位 中央経済社
41位 扶桑社
42位 主婦と生活社
43位 秋田書店
44位 早川書房
45位 有斐閣
46位 福音館書店
47位 TAC出版
48位 羊土社
49位 ポプラ社
50位 ナツメ社

以上。

電子書籍の普及に伴い、書籍の売り上げが落ち込んでいるとの見方もあるが、Amazonが展開する即日、翌日配達であればすぐに手に入るという意味ではそれほど大きな差はつかないようにも思う。Amazonからの見解にもあるが、お客様ニーズを正確に素早くキャッチし反映する。これが売上向上には重要だということが感じられる結果となった。


記者プロフィール

福島 れい

ECのミカタ編集部に所属するバドミントンと和服、旅好きの記者、通称れーちゃん。ミニ特集「アパレルECの未来(https://goo.gl/uFvr2C)」等、これからEC業界がどんな風に発展していくのか。に注目しながら執筆しています。2017年の執筆テーマは、”私にしか書けない記事をタイムリーに”。

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