7月オークネット ブランドオークション結果ランキング

情報流通支援サービスの株式会社オークネット(以下、オークネット)は、2016年7月度のオークネットブランドオークションにおける成約点数および成約金額を集計し、ランキングベスト5をまとめました。  当ランキングは、全国約1,500店のブランド業界会員店様がオークネットブランドオークションを利用し、ご成約頂いた商材について集計したものです。

日本列島が梅雨明けした7月~8月の相場は、相変わらず高額品の動きが鈍いものの、低~中額品は比較的に堅調な推移が継続していました。参議院選挙は自民党が圧勝し、株価が上がってはきたものの、最近は長続きしないのが特徴で、経済の活性化に結びつかない要因でもあります。8月1日に日銀が発表した追加金融緩和策、2日に政府が発表した追加経済対策28兆円も、今一歩評価が芳しく無く、消費者の財布の紐が緩むところまで到達していないように見受けられます。このような経済動向がオークション相場や消費者販売に微妙な影響を与えていることは確かである事を考えると、更なる景気浮揚策を望みたいところです。
 
バッグでは、ヴィトン、シャネルの定番は安定、時計でもロレックスやオメガは比較的に安定して推移しています。特に、ロレックスは100万円以内の商材には応札が活発で、一部には、輸出も堅調のようです。人気は安定しており、しばらくはこの傾向が続きそうです。
 
小物類では、モンブランの万年筆が非常に安定感があり、人気の太筆は17,000円前後で動いています。ファッションコーナーでは、相変わらずエルメス人気が高く、成約率は高止まりしています。8月末からは、早くもコート、毛皮類の出品が増加しており、秋~冬に向けての動きがスタートしています。

今後もオークネットは、ブランド品の成約ランキングのほか、様々な注目度の高い情報を発信して参ります。

※評価は、オークネットの判定基準に基づいたものです。