急伸する分散型メディアの気になるSNSフォロワー数は?SNSでの発信力が最も大きいメディア調査、2017年最新結果を発表

国内WebメディアのFacebookページのいいね!数、Twitterアカウントのフォロワー数、Instagramアカウントのフォロワー数の合算値を集計(集計期間:2017年9月4日-9月11日)、インフォグラフィック化。国内で多数のソーシャルフォロワーを持ち、SNSでの発信力が高いメディアは『C Channel』という結果になった。
株式会社Green romp(東京都新宿区:代表 野田貴大)は、国内主要WebメディアのFacebookページのいいね!数、およびTwitterアカウントのフォロワー数の合算値を集計し、インフォグラフィックとしてまとめました。(集計期間:2017年9月4日-9月11日)


2016年に続く第3回となった今回調査では調査対象を386メディアに拡大し、Instagramのフォロワー数も対象として集計。主にテキスト記事をコンテンツとして発信する従来型のWebメディアに加えて、近年急伸する動画をコンテンツとして主に発信する「動画メディア」「分散型メディア」も集計対象として加えました。メディアの名前を縁取る3色の円グラフは各SNSのフォロワー数の割合を示しています。

集計の結果、最もフォロワー数を獲得しており、ソーシャルメディアでの発信力が強いと考えられるメディアは、若年層女性に向けてファッション/メイク動画をメインに発信する動画メディア『C Channel』。その数フォロワー数は延べ1000万人以上と、驚異のフォロワー数を持っていることがわかりました。次点の『Tasty Japan』『Tastemade Japan』もクッキング動画を配信する分散型メディア。それぞれ数百万人のフォロワーを保有しています。

結果として今回の集計では、動画メディアがフォロワー数上位を多く占める結果に。SNSでの発信に特化したメディア形態の強みが現れた結果になりました。

全体でのランキング、記事メディア/動画メディアでのランキングは以下の通り。
(1k=1,000フォロワー)

■全メディアを集計対象としたトップ10
1位 C Channel (10,130kフォロワー)
2位 Tasty Japan (6,902kフォロワー)
3位 Tastemade Japan (3,925kフォロワー)
4位 パーゴルフ+PLUS (3,853kフォロワー)
5位 日本経済新聞 (2,986kフォロワー)
6位 PECO (2,668kフォロワー)
7位 DELISH KITCHEN (2,489kフォロワー)
8位 kurashiru(クラシル) (2,406kフォロワー)
9位 modelpress (2,198kフォロワー)
10位 NYLON JAPAN (2,045kフォロワー)

■記事メディアを集計対象としたトップ10
1位 パーゴルフ+PLUS (3,853kフォロワー)
2位 日本経済新聞 (2,986kフォロワー)
3位 modelpress (2,198kフォロワー)
4位 NYLON JAPAN (2,045kフォロワー)
5位 Fashion Snap (1,913kフォロワー)
6位 VOGUE JAPAN (1,818kフォロワー)
7位 サッカーキング (1,536kフォロワー)
8位 音楽ナタリー (1,151kフォロワー)
9位 レスポンス (1,093kフォロワー)
10位 ウォール・ストリート・ジャーナル (949kフォロワー)

■動画メディアを集計対象としたトップ10
1位 C Channel (10,130kフォロワー)
2位 Tasty Japan (6,902kフォロワー)
3位 Tastemade Japan (3,925kフォロワー)
4位 PECO (2,668kフォロワー)
5位 DELISH KITCHEN (2,489kフォロワー)
6位 kurashiru(クラシル) (2,406kフォロワー)
7位 HowTwo! (1,088kフォロワー)
8位 mogoo(もぐー) (1,027kフォロワー)
9位 Macaroni (1,005kフォロワー)
10位 MINE BY 3M (894kフォロワー)

<メディアカテゴリでの集計>
今回調査では各メディアを“ニュース/エンタメ” “女性向け” "動画" “趣味・専門”の4カテゴリーに分類。集計対象のメディアの中から、上位サイトをサマリーとしてインフォグラフィックにまとめています。

<メディアのSNS発信動向について>
過去の集計と比較すると、全体として各メディアのフォロワー数は引き続き増加傾向。100万フォロワーのフォロワーを超えるスーパーソーシャル力メディアも、昨年5メディアから17メディアへと急増しています。

フォロワー数上位に多かったのは動画メディア・女性向けメディア。
動画メディアはSNSで見られやすい動画コンテンツをSNS拡散に特化して発信している点、女性向けメディアはSNS利用率の高い若年女性層を獲得しフォロワー数を獲得できている点がフォロワー数の増加のポイントと考えられます。

また、3SNS (Facebook/Twitter/Instagram)の比率を可視化した結果、活用の仕方にも媒体カテゴリー/配信コンテンツ形態ごとに特徴が見られました。

今回分けた4つの分類では、Facebookのフォロワー比率が多いのは動画メディア、Twitterのフォロワー比率が多いのはニュース・エンタメ/趣味・専門メディア、Instagramのフォロワー比率が多いのは女性メディアという全体傾向がありました。

各メディアはそれぞれターゲットする読者層やコンテンツの内容によって注力するSNSプラットフォームを変え、SNSでの発信を行っている様です。

<Webメディア ソーシャル力調査について>
これまで、インターネット上のサイトパワーの指標としてはPV(ページビュー)が中心となっておりましたが、Facebook、Twitter、Instagramを始めとしたソーシャルメディアの台頭により、個人による情報の二次伝達の価値が上昇しています。

メディアを経由してソーシャルメディア上でどう話題を作っていくかという点、つまりメディアの持つソーシャル力もますます重要な視点になってくるのではないかと考えられます。

ソーシャルメディア上での口コミとサイトPVに相関関係が生まれることは言うまでもなく、広報・PR担当者のメディア選定時の指標として新しい価値軸になっていくことが予想されます。

※メディアの選定について:今回の調査は弊社が任意にピックアップした国内日本語386メディアの調査結果となり、全てのメディアを対象にしたものではございません。

<調査結果、PRについてのお問い合わせ先>
株式会社Green romp(グリーンランプ)
WEB&TVPRチーム:三橋/野田