2022年の世界のBtoC-EC市場規模は5.44兆USドル、EC化率は19.3％と推測されています。また、新型コロナウイルス感染症拡大を背景に世界的にもEC需要は伸びており、2026年には7.62兆USドル、EC化率は23.3％にまで上昇すると予測がされています。（経済産業省「令和4年度 電子商取引に関する市場調査」より）。

日本国内においても、円安を受け、訪日外国人旅行者が大幅に増加。これに伴い旅行消費額の拡大が見られ、4月から6月期の買物代だけで6,641億円を突破（コロナ禍前の2019年でも4,662 億円：観光庁「インバウンド消費動向調査2024年4-6月期（１次速報）」）。さらに再購買率向上にも期待が高まる中、株式会社日経BPが5月14日に発表した「今後伸びるビジネス」2024年上半期ランキングでも、「越境EC」がランクインしています。また、前回調査から将来性スコアが最も大きく伸びたキーワードになっています。（日経クロストレンド「今後伸びるビジネス」2024年上半期ランキングを発表）

こうした状況を踏まえ、越境ECへの取り組みを検討・強化するEC事業者の方もますます増えるものと見込まれています。

一方で、これまでにも越境ECに関わるトレンドや話題がたびたび上がるものの、関税や商習慣の違いなどもあり、挑戦していない、あるいは挑戦しても撤退している、あるいは拡大できていないという事業者の方も多いと考えられます。さらには物流問題やAIの活用促進など社会環境が大きく変動してきているなかでもあります。

今回のカンファレンスは、改めて越境ECにおいて取り組むべきことを、各専門領域の皆様にご登壇いただき、EC事業者の皆様にお届けします。

EC事業者の皆様とともにチャンスを拡大する一助となればと思います。

━━━▽注目のセミナープログラム▽━━━

●オープニングトーク（13:00-13:05 ）

●基調講演（13:05-13:45）
グローバルECトレンドにおける日本企業の越境ECのあり方
グローバルECプラットフォームの世界進出により「日本市場における海外商品との競争環境」と「マルチカントリー越境EC市場の拡大」という変化をもたらしました。この変化をECビッグデータを用いて解説します。

株式会社Nint
経営戦略担当
堀井良威

●第1部（13:50~14:15）
coming soon

イーベイ・ジャパン株式会社

●第2部（14:20~14:45）
coming soon

アジアンブリッジ株式会社
代表取締役社長
阪根 嘉苗

株式会社ヴェントゥーノ
チーフ
三好　清胤

●第3部 （14:50~15:15）
日本の魅力を世界へ！カキモリの越境EC成功に導いた認知拡大と物流体制とは
DHLジャパン株式会社
法人第五営業部
eコマース・ビジネスディベロップメントスペシャリスト
石堂 正

株式会社ほたか
代表取締役
カキモリ/ inkstand by kakimori 代表
広瀬　琢磨

※当日のタイムスケジュール/講演内容については変更になる場合がございます。