【旅×EC】旅を提供するとともに“地域活性化”に繋ぐ

ECのミカタ編集部

「旅行」は、頑張った自分へのご褒美や、気分転換や、大切な人と楽しい時間を共有する、そんな絶好の機会となる。それは、かけがえのない思い出となり、未来の自分を笑顔にする力を持っている。この【旅×EC】シリーズでは、そんな“旅の体験”を、ECならではのやり方で提供しているサイトを紹介していく。今回紹介するのは、株式会社ティー・ゲットが運営するWEBサイト「旅の発見」だ。

3つの側面から旅を提案!

 「旅の発見」は、“旅先でこんなことがしたい!”“ちょっと近くであんなことがしたい!”を叶え、旅行者のニーズに合わせて旅先や日帰りの楽しい過ごし方を提案する。要するに、日本最大級の「テーマ別・予約型トラベルサイト」である。2013年4月にリニューアルし、10,000件のプログラムが旅をサポートしていく。

 この「旅の発見」では、3つの側面から旅を提案している。まず、1つ目は「旅のテーマパーク」だ。自分が想像している以上に世界は広く、美しい建物や景色が多々ある。その中には、今まで体験をしたことがないような、楽しい体験が待っていることだろう。「旅の発見」は、そういった体験がすぐに見つかる“旅のテーマパーク”となっている。

 2つ目は「地域起こし」であり、全国の自治体・企業・民間の宿泊施設及び観光施設・旅行業に携わる指導員やボランティアと協力をしながら開発している。地域の貴重な観光資源を守りながら後世に伝えていく。認知度が低い地域ほど、人が寄り付かない。そこを「旅の発見」では変えて、まずは認知度を拡大し、その後地域起こしに力を入れていく。それにより、地域が活性化に繋げることができる。

 さらに3つ目は「旅のネットワークを作る」であり、人と町、人と村を結ぶ役割を果たしている。「旅の発見」は、日本各地に残る豊かな文化と、新たな交流を求める人々を繋ぐ場だ。農林業や漁業体験を通して、コミュニケーションを取り、そこに絆が生まれる。先人の教えと暮らしの知恵に出会える“旅のネットワーク”を築く。

「旅の発見」の利用方法とは?

 「旅の発見」を利用する場合は、まずは体験を検索する。それを見つけ、プログラムの詳細を確認後、予約を行う。ここの予約は3パターンあり、1つ目はプログラム主催者の電話番号とメールアドレスが記載されていた場合は、そちらに連絡をする。2つ目は「主催者ページで予約する」というボタンをクリックし、案内に従って予約をする。最後の3つ目は、カレンダーが表示され、希望の日付をクリックする。3つ目の場合は、会員登録が必要である。また、参加費の支払いに関しては、参加日に現地で支払う方法と、クレジットで支払う方法がある。

 予約を変更・取消する場合は、主催者に直接連絡を取る。また、Webで予約した場合は、「予約受付期間中」ならばサイト上で変更・取消が可能だ。もし、受付期間が終了していた場合は、主催者に直接連絡を取る必要がある。さらに、取消料に関しては、予約時の入力情報を元に取消料をクレジットカードで精算し、完了すると取消料のお知らせメールが送信される。その他に、主催者が指定する場合もあり、それに従って支払う。

全国に向けて情報を発信、認知拡大!

 「旅の発見」では、プログラムを掲載することが可能だ。地域の特徴を活かした体験型・交流型のプログラムを実施したい方や、地域において、第2種旅行業もしくは第3社旅行業を取得した事業者にぴったりである。

 これに出店すると、旅行商品・プログラムを「旅の発見」に掲載することで、全国に向けて情報を発信し、地域に誘客する。また、写真や動画などを含めて、プログラムに関する詳細な情報を掲載することができる。さらに、煩雑な予約・決済業務がオンライン上で完結する。

 近頃、問題となっている「地域の過疎化」。若者が少なく、地域に活気が無くなる一方だ。そのような現状を変えるために「旅の発見」がある。このサイトに体験を掲載すると、“特別な体験をしたい”という人が集まり、それで体験をすると、地域のことを知ってもらい、かつ、好きになってもらうことも可能だ。旅行をきっかけに、地域のことを気に入り、そのまま住む人も存在する。このように、「旅の発見」は、ユーザーに体験を提供しつつも、地域活性化に力を入れ、日本中を元気にしている。


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