ペイパル、第2四半期の決算を発表。増加傾向にあり?

ECのミカタ編集部

第2四半期の決算の詳細を公開

 グローバル決済においてのプラットフォーム及びテクノロジーリーダーであるペイパルは、第2四半期(2016年4月1日~6月30日)の決算を発表した。第2四半期では、収益は15%成長し、26.5億ドルを達成した。アクティブカウント数(年に1回以上利用するユーザーの数)は11%成長、1.88億人に到達、1アカウントあたりの決済件数は13%成長、年間平均29件となった。合計決済件数は25%成長、合計14億件まで上昇した。また、取扱高の総合計は28%増加、860億ドルとなり、継続的なマーケットシェア及び顧客基盤の拡大、そして顧客とのエンゲージメント強化を実施する。

 第2四半期には、ペイパルはマーケットシェアを拡大し、確固たるリーダーシップの地位を構築した。取扱高は860億ドルまで成長し、Eコマース市場の拡大スピードを上回る早いスピードでの成長を実現した。マーチャント(ビジネス)向けのサービスでの総決済額は36%成長、四半期の総決済額の83%を占めた。またモバイル端末における決済額は56%成長、240億ドルに到達、四半期の総決済額の28%を占めている。

 さらに、サービスを利用するマーチャントの数も継続的に成長し、四半期の終わりには1,450万アクティブマーチャントアカウント数になった。ペイパルのマーチャントには世界の有力企業が名を連ね、新たなブランドが参入している。

 ペイパルはグローバル市場において、サービスを利用するユーザーの日常生活に欠かせないパートナーとなっている。新規アカウント数及びマーチャント数の増加により、顧客獲得の面でも結果の伴う四半期となった。アクティブアカウント数は11%に成長し、四半期の終了時点で1.88億に到達している。

 また、顧客とのエンゲージメントもかつてないほど高まっている。第2四半期において、計14億件の決済がペイパルを通じて処理され、結果として1アカウントあたり29件の決済件数に到達しており、前年対同期実績26件から大きく増加していた。

 ペイパルはグローバル決済においてプラットフォーム及びテクノロジーリーダーとして、継続的なパートバーシップの拡大、及び革新的な製品およびサービスの提供を通じて、顧客の選択肢を更に拡大していく。

 ECの需要が高まっている中、同様に「PayPal」の利用者も増加傾向にある。それがこの決算に表れている。前年比と比べて、大きく増加している部門が多く、それほどPayPalの需要が高まりつつあるということだ。今後もECの利用者が増えると同様にPayPalの利用者も増加していくことだろう。

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