購入率103%向上も AIによる自動生成コンテンツ『パーソナライズ特集』を対象となる全ユーザーに開放

ECのミカタ編集部

株式会社エニグモ(代表取締役最高経営責任者:須田将啓 本社:東京都港区、東証第一部:証券コード3665)が運営する、スペシャルティ・マーケットプレイス『BUYMA(バイマ)』は、ユーザーひとりひとりにマッチした推薦データとアルゴリズムを活用したコンテンツ、「今月のあなただけのランキング」を対象となる全ユーザーへ開放を開始した。

ひとりひとりの好みあった「カテゴリ×ブランド」を提示

ひとりひとりの好みあった「カテゴリ×ブランド」を提示

パーソナライズ特集とは次のようなものだ。BUYMA独自のアルゴリズムを用いてユーザーの行動履歴から次の行動を予測してマッチ度の高いブランド×カテゴリを算出し、ユーザーひとりひとりの好みあった「カテゴリ×ブランド」を推薦する「今月のあなただけのランキング」としてランキング形式の特集コンテンツが自動生成される。

同社によれば、特集内には対象者だけが使えるクーポンも用意されており、”あなただけのために選んだアイテムを、あなただけのクーポンを利用して購入することができる”をコンセプトに、魅力的なコンテンツづくりを目指したという。

購入率で103%向上も

購入率で103%向上も●​参考データ

図はユーザーのカテゴリの関心度を集計したデータの一例。このように、ユーザーの嗜好や関心は多岐に渡るが、さらにブランドへの関心度も加味したデータを分析し、ユーザー同士の行動データの比較によって「カテゴリ×ブランド関心度」の予測をう。

今回、開放に至ったのは、次のような背景があったようだ。ユーザーひとりひとりの潜在的なニーズに気づかせ、良い購入体験の機会を増やすこと、ユーザーが本当に関心のある情報が、関心のない商品や情報に埋もれることを防ぐことができる。

BUYMAの膨大なデータを活用し、特に購入・お気に入り・商品詳細閲覧などのユーザーの行動データから、上記を満たす理想の「カテゴリ×ブランド」を独自のアルゴリズムにより提案している。特に、「既に閲覧されたカテゴリ×ブランド」だけではなく、「閲覧されなかったカテゴリ×ブランド」も含めて関心度を算出してランキング化し、新たな発見を届けることを目指してアルゴリズムの開発を進めてきたそうだ。

また、季節の移り変わりやトレンドの変化に伴うBUYMA内におけるユーザーの行動変容にも対応している。A/Bテストにて改善に取り組み、特集閲覧(treatment)グループにおいて購入率で103%向上が見られたため、この度、対象となる全ユーザーへと開放することとなったのだ。

まだ見ぬ魅力的な商品との出会いを創出

まだ見ぬ魅力的な商品との出会いを創出

同社は取り組みと今後の展望として次のように述べている。

「『パーソナライズ特集』では今後も画一的なコンテンツ展開ではなく、ユーザーのニーズや好みにマッチするのは当然のこと、潜在的な好みまでも顕在化させ、これからユーザーが購入したいと思うような、まだ見ぬ素敵な商品との出会いを創出することができるよう、引き続きユーザーからのフィードバックをもとにロジックの精度向上、改善を進めて参ります。BUYMAではデータやテクノロジーの積極的な活用に取り組んでいます。今後もAI技術を用いた推薦・パーソナライゼーション技術をコンテンツやプロダクトに取り入れ、ユーザー満足度の高いサービスを目指して、研究・開発に努めて参ります」

BUYMAは、会員登録者数が800万人を突破し、ユーザーの好みをはじめ、BUYMAが取り揃える商品ラインナップまでもが多様化する中で「ユーザーひとりひとりのニーズにあった商品をパーソナライゼーションして提案するコンテンツを届けたい」という長年の展望があったそうだ。

昨年より新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の感染拡大防止を目的に呼びかけられたステイホームの広がりによってファッション業界はデジタルの進化がより加速していくこととなり、BUYMAとしてもユーザーコミュニケーションや販売方法の多様性を目指すことが、昨今のニーズに対する需要の高まりとして急務と考えていたという。万人に同じコンテンツを提供するのではなく、ユーザーの好みにあった、まだ見ぬブランドや商品との出会いの創出を今回の開放を通して体現することになりそうだ。

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