楽天の積極攻勢！楽フェス開催、Voyaginへ出資等

楽天初の取組みとなる入場無料のユーザー参加・体験型イベント「楽フェス 2015」を開催
東京ビッグサイトとネットで同時開催する、さまざまなユーザー参加・体験型企画が予定
C2C型のアクティビティー予約サービス「Voyagin」を運営するVoyagin Pte.Ltd.の株式の過半数を取得

挑み続けることを忘れない楽天が見せる、新たな試み

楽天株式会社（本社：東京都品川区　代表取締役会長兼社長：三木谷 浩史　以下、楽天）は、2015年8月1日から5日の期間において楽天初の取組みとなる入場無料のユーザー参加・体験型イベント「楽フェス 2015」を開催。並びにC2C型のアクティビティー予約サービスのサイト「Voyagin（ボヤジン）」を運営するVoyagin Pte.Ltd.（本社：シンガポール　代表取締役CEO：高橋理志　以下、Voyagin社）の株式の過半数を取得したことを7月2日に発表した。

まず、楽天が開催する「楽フェス 2015」（http://r10.to/rakufes）については、『“見たい、食べたい、試したい”がリアルに叶うお買い物祭り』をテーマに、「楽天市場」を中心に会場である東京ビッグサイトとネットで同時開催するお買い物イベントを含め、さまざまなユーザー参加・体験型企画が予定されている。「楽天市場」の人気セール企画をリアルイベントで実施する「楽フェス　タイムセール」では、会場でしか手に入らない目玉商品を販売。また、ご当地食などを一同に集めた「うまいもの大会」、「楽天市場」の頂点のベストスイーツを決定する「夏のスイーツグランプリ」など、「楽天市場」をリアルで楽しめるイベントを数多く取り揃える。同イベントには、約300店の「楽天市場」の出店店舗が参加予定とのこと。

次にVoyagin社への出資についてだが、楽天は、成長著しい東南アジアを中心とした訪日外国人向けインバウンド事業を強化すること目的とすると述べている。Voyagin社は、厳正なプロセスにより採用された個人（ホスト）が現地の魅力を紹介するアクティビティーを企画し、旅行者（ゲスト）に販売するというC2C型アクティビティー予約サービス「Voyagin」（https://www.govoyagin.com/?lang=ja）を運営。同社は、このサービスを英語、日本語、中国語（簡体字・繁体字）で展開しており、アジアを中心とした50以上の国と地域において、現地の文化体験や隠れスポットへのツアーなど約1,700（2015年4月時点）のアクティビティーを提供している。

リアルとネットが融合された楽天市場において最大級となるイベントの実施。さらに、東京オリンピック・パラリンピック競技大会による訪日外国人増加を見据えたVoyagin社への出資。どちらのニュースも、楽天の成長にどれほどの影響をもたらすか、興味が尽きない。