夏バーゲンについての最新意識調査、ADDIXが発表

石郷“145”マナブ

20代・30代の女性168名に対して実施した「夏のバーゲンについての意識調査2015」を発表
夏のバーゲンに行く予定と答えた女性は昨年より低く、59.5%
夏のバーゲンの購入総予算は、「1万円~2万円未満」との回答が38.0%で最も多かった

バーゲンセールに行く予定6割、購入総予算「3万円未満」が8割

デジタルマーケティング会社の株式会社ADDIX(本社:東京都港区 代表取締役社長:酒井大輔)が運営するビューティ・ファッション特化の最新マーケティング情報発信ブログメディア「BWRITE(ブライト)」は、マーケティング特化型クラウドソーシング「Skets(スケッツ)」会員の20代・30代の女性168名に対して、今年の夏のバーゲンについてのアンケート調査を2015年6月12日から19日の期間において実施。「夏のバーゲンについての意識調査2015」として結果をまとめ、昨年6月発表の「夏のバーゲンについての意識調査」の結果と比較したレポートを7月2日に発表した。

「BWRITE」によると、今年の夏のバーゲンに行く予定と答えた女性は昨年より低く、59.5%。開催時期などのバーゲン情報の入手経路については、公式サイト(57.0%)、店内ポスター・チラシ(40.0%)、DMハガキ(39.0%)、メールマガジン・ニュースレター(35.0%)の順となった。特に昨年はトップ(60.9%)だったDMハガキと回答した人の減少が目立ったとのこと。

夏のバーゲンの購入総予算は、「1万円~2万円未満」との回答が38.0%で最も多かった。合わせて77.0%が合計予算「3万円未満」と回答しており、女性たちの堅実な志向がうかがえた。昨年の調査では、3万円未満との回答は合わせて54.4%。今年は、昨年調査の結果よりも予算が低めとなった。

注目されるアイテムは、「ワンピース」(60.0%)、「サンダル」(43.0%)、「スカート」(39.0%)。復刻版などで人気を集めた「スニーカー」は、25.4%から13.0%へと半減しており、購入のピークを越えたようだ。今夏のファッショントレンドとしては、トップは「ホワイト」で、約4割(39.9%)が取り入れたいと回答。次いで「ボーダー」と「リネン素材」がどちらも29.2%と同率で2位。夏らしい爽やかさのある素材や柄が上位に入った。以下、昨年からブームが続く「ネイビー」(27.4%)、この春からブレイク中の「デニム素材」(23.8%)や「ガウチョパンツ」(22.6%)などが支持を集めた。

今夏の女性の財布の紐は堅い。バーゲンセールを控える店舗としては、厳しい夏となり、逆にEC事業者にとっては、チャンスとも言えそう。注目アイテムやトレンドに気を配った品揃えとしたい。


記者プロフィール

石郷“145”マナブ

キャラクター業界の業界紙の元記者でSweetモデル矢野未希子さんのジュエリーを企画したり、少々変わった経歴。企画や営業を経験した後、ECのミカタで自分の原点である記者へ。トマトが苦手。カラオケオーディションで一次通過した事は数少ない小さな自慢。

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