EC業界News1週間まとめ〜サクッと振り返り♪

石郷“145”マナブ

10/11〜10/16のNewsをギュギュっとまとめました!

こんにちは~。ECのミカタ編集部 石郷“145” マナブです。
先週一週間もいろんなニュースがありました。
そんな中、忙しくて毎日のチェックができなかったという人もいるはず。
そこで!編集部がセレクトするまとめニュース記事を作成。
これを押さえておけば、先週一週間はもう大丈夫!一週間特に注目された記事は…!

【速報】Amazonの商品がファミマで当日受取可能に!
http://ecnomikata.com/ecnews/strategy/6420/


【速報】荷物は今ドコ?居場所が分かる「エコ配」アプリ、デビュー
http://ecnomikata.com/ecnews/marketing/6419/


Instagramで広告運用代行!FBの広告実績に礎に
http://ecnomikata.com/ecnews/backyard/6410/


運用型広告コンサルティングの株式会社オーリーズ × マーケティングプラットフォームの株式会社ロックオン 特別対談取材!
http://ecnomikata.com/ecnews/marketing/6458/


今週のニュースをみて、感じるのは、やはり物流で、上記のAmazonの受取の記事でもわかる通り、受け取りに関する対応がどんどん多様化しているということですね。

 何が凄いかといえば、Amazonで注文して、「即日受け取れる」というサービスが自宅とかだけではなく、身近なコンビニエンスストアでもできちゃうってことなのです。ここでいう「すぐに欲しい!」というのと「好きなところで受け取りたい!」という全く異なるニーズです。店舗を持たないAmazonは「すぐに欲しい!」というニーズには答えられても、受け取る場所に関しては、どうにもなりません。受取場所の側が融通を利かせて、協力的でない限りは、その受取場所で「すぐに欲しい!」というニーズを取り入れることはできないからです。だからこそ、Amazonの企業努力とファミリーマートの柔軟な企業姿勢によって、それを実現させたというところが凄いと思うのです。この動きは、やっぱりEC(ネットショップ)にとって大きい。しかも、ファミリーマートは、ユニーとの統合で一層、コンビニではその存在感を強めることになるでしょうから、これはお互いにとっていい連携だと思います。

 いわゆる実店舗での受取の例で最近、話題となったのが、SEIYUの「うけとロッカー」 です。SEIYUドットコムで購入したお客様が商品注文時に指定した受け取り場所・時間帯に付 与されたパスワードを入力することで、専用ロッカーから商品を受け取ることができる仕組み。お客様がネットスーパーで商品注文時に受け取り店舗と時間帯を設定し、店頭での本人確認後に商品を受け取る「どーぞカウンター」 というのもある。こういう動きをAmazonは少なからず意識していることは間違いないのではないでしょうか。

 ただ、そういう実店舗を持ち、同時にネット店舗を持つショップにおいては、この動きが加速するのは、脅威だと思います。実店舗があることが、受取を容易にする要因だったわけですが、Amazonが、それでいうところの“実店舗“であるコンビニと、よりサービスの向上をはかられてしまうと、いよいよ、そうした実店舗を持つところも、うかうかしていられないなということになるわけです。

 また、今週のニュースの中には、エコ配が配達員の居場所を教えてくれるというのもありましたが、これも受取の多様化の一つと言えそうです。受け取る際に、今配達員がどこにいて、いつくらいに届きそうなのか、また、どんな配達員が届けてくれて、今どんな状態に置かれているのか、などの受け取る側のちょっとした不安に応えるものとなっています。

 エコ配って、自転車で運んでくれるなど、他とは違った個性が際立っていますし、大手にはない、そういう小回りの効いたところを強化していくこの流れは、すごくいいんじゃないかなって思うのです。いざこういう風なことを大手がやろうとして、エリアや人員、システムなどのあらゆる問題を考えると、そうは簡単にできない取り組みでしょうし、こういう要素から、エコ配らしさを出していくことで、その利点に魅力を感じて、もっと利用者は増えていくように思います。

 受取の工夫に関しては、先日のセブンアンドアイグループのネット通販で購入したアイテムが、セブンイレブンで受取できる「オムニセブン」の動きや、日本郵便がその荷物をファミリーマートで受け取れるといったものなどもあります。やはり経済産業省が再配達の削減を目指す方向性に触発されることで、色々その対策が進められる一方で、それが進むほど、今度は、それ自体がそのネットショップにおいての差別化要因となって、この動きの激化に拍車をかけているように思います。今後、この手のニュースはさらに増えてくるでしょう。

 感覚的な話で恐縮ですが、スマホ時代でもあるし、これからは“「買い物」っていう行為を持ち歩く”感じになるんじゃないかなって思います。思いつくまま購入し、思い通りに受け取る。そこにはロケーションという概念がないように思うのです。

 あとは、Instagramにかんして、10月から、どんな企業でも広告が配信できるように、運用型の広告の提供を開始したのに伴い、広告絡みのニュースが増えているように思います。広告の運用代行などのニュースもありましたし、今後、さらに増えるものと思われます。絵で見せることで価値がある商品を扱うネットショップにおいては、良いと思います。

 僕としては、Instagramの画像で一発で表現し、直感に訴えかける手法は、特に、女性に効果的な気がしています。まるでウィンドウショッピングをするかのように、Instagramを活用しているように思いますので、そこに自然な形でアピールできれば、きっと抵抗感は示されないと思います。ゆえに、だからこそ、問われるのは、魅せるコンテンツ力だと思います。

という具合に、先週1週間を振り返ってみました。 それと、当サイトをリニューアル致しました。より実務に結びつくサイトになりました。今まで以上に、活用いただく機会が増えると思っています。
 さて!この1週間まとめで振り返っていただいたら、あとは、気持ちを高めて、次の一週間、全力で打ち込むのみです。この文章が、素敵な一週間にしていく一助になれば。それでは、来週、またお会いしましょう!


記者プロフィール

石郷“145”マナブ

キャラクター業界の業界紙の元記者でSweetモデル矢野未希子さんのジュエリーを企画したり、少々変わった経歴。企画や営業を経験した後、ECのミカタで自分の原点である記者へ。トマトが苦手。カラオケオーディションで一次通過した事は数少ない小さな自慢。

石郷“145”マナブ の執筆記事