多店舗展開に欠かせない「一元管理」ツールとは?

ECのミカタ編集部

EC業界においては複数出店が当たり前。自社ショップや各モールに散らばる各種データの一元管理が、ますます重要になります。また、複数出店が増えていく中、自社ショップやモールごとに対応も重要です。

≪目次≫
1、一元管理とは?
2、一元管理サービスの種類
3、問い合わせ管理とは?

1、一元管理とは?

 ネットショップの売り上げが上がり受注件数が増えたり、Amazonや楽天、Yahoo!ショッピング、ポンパレモールなど様々なモールで出品するようになると、モールごとにバラバラな「受注データ」や「在庫データ」、「商品データ」、「発送データ」などの管理が課題となります。こうした単純作業はできるだけ効率化することが大切です。

 一元管理システムを取り入れれば、ヒューマンエラーを防いだり、在庫切れによる売れ時のロスを防いだりできるので、利用価値は非常に大きいです。完全カスタマイズは費用が掛かりますが、ASPを利用すると商品点数によっては月額数千円から利用できるサービスもあります。

一元管理ツールのサービス資料はこちらをご覧ください。
https://goo.gl/GFxIkd


一元管理システムを利用することによって、自社ショップで販売してもすべてのチャネルで受注情報や在庫データなどが共有できる。

2、一元管理サービスの種類

【商品管理】
モールごとに異なる商品データを「一元管理システム」に登録すると、新たに更新や変更するとすべてのモールへ自動で変換される。

【受注管理】
モールごとに異なる受注データを「一元管理システム」に登録すると、管理画面上で一括で注文状況が見え、発送メールや配送番号も1つの管理画面で一括管理できる。

【在庫管理】
各モールで商品が売れると在庫データを「一元管理システム」を通してすべての登録モールで自動的に更新できる。

【仕入管理】
在庫データにひもづき、商品が売れると「一元管理システム」上で発注すべき商品を知らせる。

【問い合わせ管理】
誰はいつどのような対応をしたのか、過去の問い合わせ情報を蓄積、共有できる。


3、問い合わせ管理とは?

3、問い合わせ管理とは?問い合わせ管理システムを利用すれば、すべてのショップのメールが1つのシステムで一括管理できる。

 顧客からの問い合わせ取り扱いは、ネットショップにおいても慎重さが求められます。ところが、気が緩むと個人情報管理は二の次になってしまいがちです。しかし、不備があってから対応しても遅く、甚大な被害に至るケースも少なくありません。また、セールや年末などの繁忙期に、特に複数モールに出店していると、モールごとの管理システムで問い合わせ対応を行う必要があるため、迅速な対応ができず機会ロスとなることも多くなりがちです。

 そんなメールの管理を一元化できるシステムが「問い合わせ管理」です。ネットショップとユーザーのやり取りはメールが非常に大きな役割を持ちます。対応1つで、リピーターになってくれることもあれば、離脱してしまうこともあります。特にモール運営においては競争が激しいので、レスポンスの早さ、対応の丁寧さは重要です。そのため、費用は掛かりますが、問い合わせ管理システムを利用することは、顧客満足度を高めるリピート施策にもなるといえます。

 問い合わせ管理システムを導入すると、誰がいつどのような形で対応をした、また過去の問い合わせ情報を「見える化」できるので、情報の蓄積ができ、迅速な対応が可能となり、また新たな課題にも対応しやすくなります。

問い合わせ管理のサービス資料はこちらをご覧ください。
https://goo.gl/MJdgWI


文:ECのミカタ編集部 / 編集:福島 れい
<2015年のEC業界総まとめ!! EC業界大図鑑 追記>


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3、決済サービスの選び方 → https://goo.gl/2E5E0T
4、一元管理システムの選び方 
5、集客施策の選び方 → https://goo.gl/GmcCua
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