通信販売は常に消費者目線・その意識と行動の変化を探る

ECのミカタ編集部

第4回通信販売調査レポート

株式会社エルテックスは、通信販売に関する「消費者の行動や意識」を調査している。今回の内容は「通販販売経験者が保有する機器」「通信販売をするときのチャネル」「購入しようとした際に利用した注文方法」で、昨年に続く消費者行動の調査結果を発表。その変化を比較している。

通販の主流はテレビ、EC

まず通販販売経験者が保有する機器は、タブレットの保有率が前年比の6.8%増。パソコン、テレビなどは若干の低下を見せており、家庭内機器のバランスが変化を見せている。

通信販売をするときのチャネルは「インターネットの大規模モール」が63.8%、「通信販売カタログ」35.2%、「地上波テレビ」35.0%という結果。しかしチャネルスコアは昨年に比べて全体的に低下している。そして、もっともよく利用するチャネルとしてテレビの通販番組、インターネット大規模モールが上昇している。

注文方法はそれぞれに特徴が

「注文方法」に関しては、大規模モールやEC店舗利用者はほぼカートやメールでの利用。テレビの場合は7割が電話による注文だが、カートやメールでの注文を合算すると、2~3割がネット注文を利用している。

新聞、雑誌の通販利用者は電話。そして広告についてくることもあり、ハガキの利用も比較的高い数値を示している。一方通販カタログやDM、チラシに関しては電話、カート、ハガキなど回答が分散している結果となった。


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