フランスにクール便が送れる!日本郵便「クールEMS」取扱開始

ECのミカタ編集部

欧州向け小口保冷宅配サービスで日本食を扱うECを支援

日本郵便株式会社(以下、日本郵便)は、フランス宛ての国際スピード郵便「クールEMS」を4月1日より開始すると共に、差出郵便局を現25局から78局に拡大し、全国37都道府県で取り扱うと発表した。
「クールEMS」は、日本郵便の小口保冷宅配サービスで、今回のフランス宛てを含めて、香港、台湾、シンガポール、マレーシア、ベトナムと計6カ国の取り扱いとなる。サイズは冷蔵(0〜10℃)が大(長さ36cm、幅28cm、高さ22cmまで)、小(長さ30cm、幅23cm、高さ15cmまで)、それぞれ15kgまで、料金は12,300円〜37,000円。冷凍(-15℃以下)が大(長さ32cm、幅26cm、高さ18cmまで)、小(長さ30cm、幅18cm、高さ15cmまで)、それぞれ10kgまで、料金は14,900円〜35,700円。予約締切日および時刻は、差出希望日の前週の金曜日12時まで。差出日は、毎週火曜日(一部の郵便局は毎週月曜日)。

フランスは言わずと知れた、食の都。日本食文化も定着しており、1,000軒以上の日本食レストランがあると言われている。食品を取り扱うEC事業者にとって、フランスはまさに垂涎の市場だ。
いま、フランスでは日本酒がブームとなっているそうだが、これを機に生酒の輸送ニーズが増えるかも知れない。また、特にパリジェンヌたちが好まれているのがB級グルメ。パリのサンタンヌ通りにあるラーメンやうどん、おにぎりなどを売る店にはいつも行列ができているそう。フランス宛て「クールEMS」の登場で、新たな商機を掴むEC事業者が増えるのではないだろうか。


文:ECのミカタWEB


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