売上最大化を支援するトランスコスモスの3PLが生み出す新たな価値とは

ECのミカタ編集部 [PR]

トランスコスモス株式会社 ECワンストップセンター北柏 センター長 政岡啓介氏

企業のブランド戦略に基づき、ECビジネスに必要な各種機能をワンストップで提供するトランスコスモス株式会社。当日・翌日出荷が求められるモールのレギュレーションを遵守する「スピード」と、誤出荷率0.00056%という「物流品質」の高さを武器に、顧客の売上最大化を支援する。EC向けロジスティクスサービスの拠点である「ECワンストップセンター北柏」(千葉県柏市)のセンター長を務める政岡啓介氏に、同社の強みや顧客の売上を伸ばすノウハウについて話を聞いた。

3PL選びはモールのレギュレーション対応が鍵

──EC業界では物流の外部委託が増えていますが、これにはどのような背景があるのでしょうか。

現在日本のEC市場は拡大傾向にあります。特に近年は「楽天市場」や「Amazon」などのモールに出店する企業が増えていますが、楽天市場の「あす楽」やYahoo!ショッピングの「優良配送」などのサービスに対応するため、当日・翌日出荷が求められることも多くなりました。各モールのレギュレーションに対応できなければ、当然売上は伸びません。リードタイムの短縮や物流品質の維持といったモール側の要求に応えるために、3PL事業者に物流業務を委託する例が増えています。また、定期的に開催されるセールや繁忙期に商品を滞りなく出荷できるかどうかも、売上を伸ばすポイントです。自社だけでは物量の増加や波動に対応しきれない企業からの問い合わせは近年多くなっていると感じます。

──3PL事業者を選ぶ際に、気を付けなければならないことはありますか。

まず大切なのは、各モールのレギュレーションを守れる体制が整っている業者を選ぶということです。例えば土日に稼働していない倉庫はそもそもレギュレーションを守れませんよね。BtoCの業務経験がない倉庫もなるべく避けるべきでしょう。必ずノウハウは必要だと思いますので、物流を外部委託する際は、経験値の高い3PL事業者を選ぶべきです。

また、その上で重要なのは、求められている要件を3PL事業者としっかり共有することです。いくら倉庫側にレギュレーションに対応できる知見があっても、要件把握が不十分だと正しいパフォーマンスを発揮できないので、日々の情報共有やコミュニケーションが円滑にできる業者を選ぶことが重要です。

ECビジネスに勝つための機能をワンストップで提供

──トランスコスモスが提供する「ECワンストップサービス」とは、どのようなものなのでしょうか。

当社ではEC専門の物流拠点である「ECワンストップセンター北柏」で、通販におけるコンタクトセンター業務や受注処理、出荷までのフルフィルメント・ロジスティクスサービスをワンストップで提供しています。ECサイトの構築やWebプロモーション、カスタマーサポートなどのEC運用機能を集約することでシームレスなコミュニケーションを実現し、荷主様の利益を最大化できることが特徴です。

──他社の3PL事業と比べて、どのような強みがあるのですか。

最大の強みは、より「深く」「広く」サービスを提供していることです。例えばサイト構築であれば、「Shopify plusパートナー」に認定されている当社の専任チームが、Shopifyの導入から運用までを支援します。国内最大規模のキャパシティを誇るコンタクトセンターでの業務や、幅広いデジタルマーケティングの支援など、同業他社に比べて一歩踏み込んだサービスをすべて自前で提供できる体制が整っています。

また、当社では荷主様ごとにプロジェクトマネージャー(PM)が付き、そのPMをハブに業務を推進します。荷主様にとっては一本化された窓口を通じて、トランスコスモスの提供するサービスを横断的に利用できる点も大きなメリットです。

ECワンストップセンター北柏では、ISO27001取得(情報セキュリティ管理者常駐、フロア内監視カメラ、警備員24時間365日体制で配備)

──モールのレギュレーションに対応するため、どのような工夫をされているのですか。

「スピード」と「品質」を重視しています。まずスピード面では、北柏と福岡に365日稼働のECワンストップセンターを構え、2拠点体制で配送リードタイムの短縮を図っています。複数モールや自社ECの在庫を連携して管理し、注文の入った商品は最短翌日に届けられるよう作業効率を高めました。

品質面では、5.6PPM(誤出荷率=0.00056%)という完全自動倉庫並みの物流品質を3年連続で達成しています。現場の作業オペレーションを評価する専門部署を設けたり、過去に発生したトラブルに対して正しく対策がなされているかという抜き打ち検査を行ったりすることで、物流品質を担保する仕組みを構築しました。また、情報セキュリティについても「ISO27001」を取得するなど力を入れています。

荷主の理想を具現化するための最新設備とノウハウ

──業務効率化のため、機械化なども進められているのでしょうか。

北柏ではすでに自動封函機やオートラベラー、RPA(ロボティック・プロセス・オートメーション)を導入して機械化を進めています。3月にはさらに効率化・省人化を推進するため、次世代型ロボットソーター「t-Sort」を導入します。これにより作業効率が20%以上改善される予定です。トランスコスモスではスピード・品質の両面を充実させるため、今後も継続的に設備投資を行って参ります。

自動封函機やオートラベラー、RPA(ロボティック・プロセス・オートメーション)を導入して機械化を進めている。

──御社の「ECワンストップサービス」は、どのような事業者が多く利用しているのですか。

現在は大手企業様とのお取引が多いのですが、今後はそれ以外の事業者様にもご利用いただけるようPRを強化します。Shopify専用の発送・物流代行サービス「スピードロジ」に対応していますので、近年はスタートアップや小規模事業者様からの引き合いも増えています。モール・自社ECを問わず、当社にはECビジネスで成功するためのノウハウが蓄積されています。どんなことでも構いませんので、まずはお気軽にお問い合わせください。

──新たに物流の外部委託や他社からのリプレイスを考えている事業者に向けてメッセージをお願いします。

物流の外部委託は、コストだけで比べるべきではありません。第一に考えるべきは、顧客に対してどのような価値を提供したいかということ。もちろんコストを重視する荷主様もいらっしゃいますし、顧客に提供したい価値もさまざまだと思います。だからこそEC事業者は、物流の外部委託で何を実現したいかということをしっかりと念頭に置いて、3PL事業者を選定していただきたいと思います。

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