無料で消費者インタビュー「Scoop Chat」リリース

マーケティングリサーチのクラウドサービスを始めとしたマーケティングのデータドリブン化実現のためのサービスを提供する株式会社マーケティングアプリケーションズ(以下、「MApps」)は、消費者パネル購買データサービス「Scoop」のチャット機能「Scoop Chat」をリリースしました。本サービスは基本無料でご利用頂けます。
■「Scoop Chat」の概要
昨今、消費財メーカーの商品開発サイクルが短くなるなかで、コンビニエンスストアなど流通側でも、新商品が数週間で棚落する事は珍しくありません。そのような状況下で、消費財メーカーは商品発売後に、より素早くタイムリーに購買実態を把握する必要があります。現状、商品発売直後にはPOSデータから購買動向を把握し、SNS等でどれだけ話題になっているのかを分析します。

しかし、購買背景や購買後の商品評価などの具体的な消費者意識を捉えられるソリューションは、あまりありません。従来行われているインタビュー形式の調査は、消費者の潜在意識を把握することには適していますが、準備期間が長く、実施費用も安価ではないため、発売直後に実施することは稀です。MAppsはこの問題に対して、スマートフォンアプリを利用し、商品の購買者にその場で、直接オンラインで定性アンケートを実施できる「Scoop Chat」をリリースしました。

マーケティング担当者は「Scoop Chat」を使うことで、実購買者の購買意識から、販売動向の裏付けとなる仮説の検証をその場で行うことが可能になります。これにより、最短で商品発売翌日に購買実態を把握し、即日、追加販促策を行うなど、マーケティングPDACの高速化を実現します。

また本サービスは基本無料で、1テーマ30コメントまでの回答を無料で利用頂けます。マーケティング担当者が直接、購買者に質問することが可能で、代理店や調査会社を介す必要もありません。利用までの障壁を極力少なくすることで、さらに素早いアクションに貢献します。


■「Scoop Chat」の特徴
①購買者から定性情報をリアルタイムに聴取
購買データパネル「Scoop」のモニターが利用している専用アプリに個別にメッセージを送信するため、購買者の意見をリアルタイムに収集することができます。新商品の場合、発売日の翌日から意見を募集することが可能です。複数の購買者から一度に意見を集めることも、一人の購買者と何度もやり取りして意識を深堀することもできます。

②小さく、早く調査開始可能
「Scoop Chat」では、モニターの回答を見ながら次の質問の構成を組み立てられるので、仮説や選択肢の設定が難しい課題にも対応できます。また、アイデア募集など、広く意見を募りたい場合にも適しています。

③アンケート回答者の深堀
特定の商品購買者などの条件だけでなく、同じ「Scoop」を使った購買者定量アンケート「Scoop Tracking」の回答者を対象者として設定することもできるため、アンケート回答内容を深堀することも可能です。


■「Scoop Chat」利用例
例1:本人も意識していない購買実態(離反、ブランドスイッチ等)を抽出し、意識を明らかにし、追加販促策、商品改善を行う

例2:販促施策アイデアや新商品コンセプトの反応、効果予測など仮説検証を行う

例3:SNSなどから得た情報や仮説を実購買者という信頼性の高い情報で検証、深堀し、仮説の深耕を行う


■「Scoop」について
「Scoop」は「JANコード」と「レシート」を兼ね備えた日本初の購買データサービスです。
消費者パネル購買データサービス(Scoop)とは、 マーケティングアプリケーションズが保有するアンケート専用パネルのお買い物情報を収集したサービスです。コンビニエンスストア、スーパーマーケット、ドラッグストア、ホームセンター、自販機などの買い物実態を把握し、マーケティング施策にご活用頂けます。