EC業界News1週間まとめ〜Amazon、遂にイタリーストア開店

ECのミカタ編集部

6/5〜6/11のNewsをギュギュっとまとめました!

 こんにちは!ECのミカタ編集部です。
最近、ランチは社内でカップラーメンを食べてます。そんな私の姿を見た同僚が放った一言、「あの子、一体家ではなに食べてるの」。はい、家では健康的に納豆ご飯を食べております。や・・・野菜も食べなくては・・・。

 忙しくてニュースをチェックできなかった方でも、これを押さえとけばもう安心!編集部が先週1週間の注目のニュースをまとめました。

【速報】Amazon、MADE in ITALYストア6月10日オープン!
https://ecnomikata.com/ecnews/9469/

【速報】LINE、上場承認!予定日は7月15日
https://ecnomikata.com/ecnews/9457/

「父の日特集」に見る楽天•ヤフー等のモール戦略とは?
https://ecnomikata.com/ecnews/9353/

変わる「個人情報保護法」、改正内容と注意点は?
https://ecnomikata.com/ecnews/9354/

【速報】佐川急便、フィリピン企業と業務提携
https://ecnomikata.com/ecnews/9474/

Amazonがイタリア専門のこだわりストアをオープン!

Amazonがイタリア専門のこだわりストアをオープン!

 6月10日は大きなニュースが多くありました。ご紹介するニュースのまず1つ目はこちら。『Amazon、MADE in ITALYストア6月10日にオープン!』です。

 Amazonが先週金曜日に、イタリア職人がこだわりを持って作った工芸品を販売する「MADE in ITALYストア」をオープンしました。このストアは工芸品を約12,000種類扱っており、どれも日本では手に入りにくかったものばかりです。それがこのストアオープンにより、日本にいながらも手軽にイタリアの商品を買うことができるようになりました。

 イタリアの伝統的な工芸品は、繊細な職人技、見た目の美しさ、機能性などを持ち合わせていて、商品というよりも“作品”という言葉の方が合っている気がします。そして見ていると、こだわりの作品から、職人の工芸品への愛が伝わってきます。そんな作品が日本で買えるようになるのは、日本人にとって嬉しいことです。しかしイタリアの職人にとっても自分の商品を海外へと広めていくチャンスであるため、今回の「MADE in ITALYストア」のオープンは日本人にもイタリア人にも喜ばしいニュースなのです。

 現在は30ブランド、12,000点の商品ですが、今後はどんどんと増やしていく予定だそうです。このストアで、イタリアの商品が欲しいという層を新たに獲得することができ、Amazonが成長していくきっかけとなるでしょう。元々Amazonは『品揃え・価格・利便性』を追及している会社です。2億種類以上の品揃え、配送費含めた低価格の商品、素早い配送、このサービスに魅せられてAmazonを利用している人も多いでしょう。Amazonで日用品は購入する、といった人もいて、その存在はもう、買い物のインフラになりつつあるのではないでしょうか。そして今後「MADE in ITALYストア」も日本人にとって大切なストアになっていくと思います。

 このストアを通して、ECを通して今後イタリアとより密な関係を作り上げていくことができるでしょう。Amazonが、ECが、国境を乗り越えて世界を繋ぐのです。そう考えるとAmazonがもたらす影響は大きく、そして未来を切り開いていってくれるような、そんな気がします。Amazonからのコメントは、記事に詳しくあるので、ご覧ください。(https://goo.gl/3nShVs

LINEが遂に上場、世界へ向けてどんな戦略が。

LINEが遂に上場、世界へ向けてどんな戦略が。

 「MADE in ITALYストア」オープンと同日の6月10日、LINE株式会社(以下、LINE)が東京証券取引所より上場の承認をされました。今まで何回かLINE上場の報道はありましたが、今回真に上場を確定しました。なお、ニューヨーク証券取引所にも上場申請をしており、日本時間で7月15日(金)東証とニューヨーク市場へ同時に上場するとされています。そしてLINEの時価総額は約6000億円に上るとみられており、2016年に入って国内最大の上場案件になるでしょう。

 今回の上場の狙いをLINEは、「アジア市場での優位性を確固たるものにし、また、グローバル展開により一層積極的に取り組んでいくべく、新たな挑戦として、日米両国において新規上場を行うことといたしました。 」とコメントしています。日本では今や多くの人が利用している無料メッセージアプリのLINE。アジアでも利用者は多いですが、アメリカやヨーロッパなどの地域では利用者が減少してきているのが問題です。そのため今後はアジア以外の国への進出をメインに行っていくのでしょうか。

 LINEの始まりは、東日本大震災。多くの人が回線の混乱で、連絡が取れないことで不安な日々を過ごしたでしょう。あの日のことは今でも忘れません。そんな不安な日々があったからこそ、LINEが開発され、生まれました。始まりは決してハッピーなものではないですが、今では多くの日本人の生活を助けてくれる、無くてはならないツールになっています。そんなLINE、今度は、「世界の人々を助けてほしい」「生活を支えてほしい」と個人的に思います。今回の上場は多くの人の注目を集めましたが、LINEが世界へ羽ばたいていくのを日本人として応援していきたいですね。

 LINE上場により、EC業界へもたらす影響はこちらへ。(https://goo.gl/YyEekP

 それでは今週一週間もはりきって参りましょう!充実した日々をお過ごしください!


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