先ほど閉幕!楽天カンファレンス!心通わす人々に成功を見た

石郷“145”マナブ

 まるで同窓会のような雰囲気だった。楽天株式会社(以下、楽天)は、さきほどまで「楽天カンファレンス」を開催していた。記者は、その中における「ショップ・オブ・ジ・エリア」の授賞式の合間、会場内を見ていたが、実に、どこのフロアも和気藹々としていて、これが楽天の魅力なのかも、と思えた。

 もともと同イベントは、楽天市場の出店店舗に対し、楽天市場の上半期の戦略等を共有するもの。朝には、代表取締役会長兼社長の三木谷浩史氏による講演が行われ、楽天市場内の店舗をジャンルごと整理し直し、それごとにコンテンツを用意することで、店舗の魅力を改めて引き立たせて、光をあてること。また、楽天市場に限らず、楽天トラベルなど、楽天グループの持つサービスを複数活用しているお客様が多くいることを受けて、楽天ポイントをより分かりやすく見せて、グループの事業を複数利用することのメリットを、お客様に一層感じていただくだけの、施策を行っていることを説明した。

 その後、場所を変えて数々の講演をしたのち、さきほどまで、その授賞式が行われていたその会場へと至り、店舗同士の交流会となる。会場内では僕を見つけるなり、楽天の塩沢さんから「山年園」「バースジャパン」「パジャマ屋」など、個性的で魅力的な店舗を次々紹介され、挨拶させていただくたび、楽天市場に出展する店舗の幅の広さを感じた。

 そんな中で発表された「ショップ・オブ・ジ・エリア」の受賞式。受賞店舗は「シグマコンタクト」「コンタクト通販レンズフリー」「レンズバーゲン」「ECカレント」「セレクトショップAQUA」「アースコンタクト」「ぱーそなるたのめーる」「三軒茶屋通信インナーウェア三恵」「ペットビジョン楽天市場店」「ニッセン 楽天市場店」の合計10店舗。

 店舗の声を聞くべく「ショップ・オブ・ジ・エリア」を受賞したペットゴーの古矢郁美さんに話を聞くと「今回の受賞が初めてなんです」と笑顔。楽天の印象として、他の売り場よりも、ポイントサービスを効果的に活用するショッピングに長けた人が多いと話した。どの受賞者も控えめで、文房具屋事務用品を扱う「ぱーそなるたのめーる」の岡野氏は「何か特別伸ばしてきたわけではない。けれど、地道にコツコツとやってきたことは確か。それが、成果につながった」とみずからの受賞に関して、謙虚に評した。

 表彰されることで皆が称え合い、心の高鳴りもあり、また、楽天の社員とショップとの関係が、まるで友達のようでいて、心を通わせる環境がそこにはある。まさに、カンファレンスを彩るのは、そんな温かな雰囲気なのだ。日頃の頑張りをねぎらい、新しい仲間との出会いに刺激する。カンファレンスはまさに、そうしたショップたちの気持ちを支える重要な存在なのかもしれない。さぁ、明日からまた楽天店舗の次なる戦いが始まる。

※ちなみに楽天の「ショップオブザイヤー」に関してもいち早く明日お伝えする。僕とは違った目線で、店舗を大切に、想いを込めてメディア編集部のメンバーが書いているので、どうか、こちらも楽しみにしてほしい。


記者プロフィール

石郷“145”マナブ

キャラクター業界の業界紙の元記者でSweetモデル矢野未希子さんのジュエリーを企画したり、少々変わった経歴。企画や営業を経験した後、ECのミカタで自分の原点である記者へ。トマトが苦手。カラオケオーディションで一次通過した事は数少ない小さな自慢。

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