「Qoo10」新代表が20年の振り返りと21年方針を明らかに

eBay Japan合同会社

インターネット総合ショッピングモール「Qoo10」を運営するeBayJapan合同会社は2月17日、今年1月に就任したグ ジャヒョン代表が会見し、20年の振り返りと今期(21年)方針を明らかにした。通販モールのニーズが高まる中で、女性比率の高さや海外からの製品の多さなどの特性を生かし、差別化を進める。

Qoo10 会員数は19年に比べ25%増え、20年末で1750万人を突破

20年の振り返りでは、「バイヤー(顧客)とセラー(販売店)の2軸で大きく成長した」とグ代表。会員数は19年に比べ25%増え、昨年12月には1750万人を突破した。女性の支持率が高く、75%を女性が占め、10~30代が65%と若い層が増えた。その背景についてグ代表は「ターゲットマーケティングの成功」があると分析。以前はTVCMなどマスマーケティングで新規客を増やしたが、20年は対象を明確にした販促で一昨年の半分の費用ながら、同程度の集客増を維持し、離脱率(再購入に至らない人の率)も5~10%改善した。

具体的にはスマホアプリのUX(ユーザーエクスペリエンス)を向上して検索スピードを高めたことや、決済時に使えるクーポンを一覧表示して選択しやすくした。3ヵ月ごとに20%メガ割セールの開催し、昨年11月には過去最高の流通額を20%以上、上回って更新した。若い層に向けてTwitterやYouTubeなどSNSと連動させながら盛り上げた効果が見えた。決済方法では後払い決済を追加してクレジットカードを持たない人が多い若い層の利用を増やすなど、買いやすさを向上させた。

セラーの動向では出店数が1万5000店以上となり、20年上期(1~6月)を19%以上、上回った。コロナ感染拡大の影響もあり、実店舗を中心に事業展開していた中小企業がネット通販にシフトする動きをとらえた。同社では昨年5月から新規出店事業者に向け「頑張れニッポン!販売手数料0%キャンペーン」を実施し、コロナ禍で苦境となった中小企業を応援。12月までの約7ヵ月間で新規申し込みが前年同期比3倍となった。これに伴い、商品カテゴリーではコスメ、生活用品、美容機器、ダイエットなど健康食品の出品数が伸びた。販売では人気のビューティ・コスメ、レディスファッションに加え、生活用品などが上位となった。一方で利益率の低いデジタル関連商品の構成比を下げ、利益改善につなげた。20年の流通総額は「前年比20%半ばから後半の伸び」と大きく成長したことを明らかにした。

Qoo10ならではのユニークなサービス、マーケティングを展開

今年の方針をグ代表は「流通総額も大事だが、利益を含めたバランスのある成長を目指す」とする。客層の特性に合わせた顧客体験の改善を掲げ、商品、サービス、マーケティング施策で差別化する。商品では重点カテゴリーとしてコスメ、ファッション、アクセサリーなど若い客層向け商材の充実を図る。ファッションではコストパフォーマンスの高い商品に定評があるが、さらに5000円以上の価格帯を増やして、Qoo10のファッションに対するイメージを高める。もともと海外製品比率が高いQoo10の特徴を生かし、他社ECモールにない商品を充実する。輸入品の配送期間を短縮したり、安心して購入してもらえるように出店基準を強化したり、課題解決に取り組む。こうして「Qoo10ならではのユニークなサービス、マーケティングを第2四半期、第3四半期には実施できるように準備を進める」ことも明らかにした。


著者

eBay Japan合同会社 (eBay Japan G.K.)

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