販売できない在庫の廃棄方法はどうなるのか~フルフィルメント業務を外部委託した場合~

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トランスコスモス株式会社

この記事ではトランスコスモスが提供するShopify専用物流サービス「スピードロジ」を利用した際のB品(販売できない商品)の廃棄方法やAmazonのFBAにの場合の対応についてご紹介します。

B品とは

商品が入荷された際、Shopify(ショッピファイ)専用物流倉庫スピードロジでは販売可能な良品、販売不可能なB品とに分けます。 Shopify(ショッピファイ)専用物流倉庫スピードロジでは数量確認を行い、ダメージチェックは行っていませんが、明らかに販売できない商品はB品としています。例えば、商品が明らか壊れていたり、傷がついている場合、B品とします。また、お客様の長期不在や住所不明などでお届けが出来ず、倉庫に持ち戻りになった商品に関してもB品として保管いたします。
EC事業者様に対象商品を返送するのか、はたまた廃棄するのか。その判断はEC事業者様がすることとなります

倉庫にある在庫を廃棄する場合

前提のお話しになりますが、廃棄すると決まったものでもEC事業者様の商品は倉庫会社にとってEC事業者様の資産となります。
賞味期限が切れた、もういらないチラシだからと言って、すぐに倉庫会社で捨てられるわけではありません。
EC事業者様が預けている倉庫にある商品。その所有権はEC事業者様が持っています。

そのうえで廃棄の仕方を説明します。
2種類あります。

①倉庫会社に廃棄してもらう場合
 倉庫会社への所有権移転契約を行い、倉庫会社に資産を計上したうえで、資産除却を行います。
 この手続きはかなり煩雑なやり取りとなるため、あまり一般的ではありません。

②廃棄業者に廃棄してもらう場合
 倉庫会社が紹介した廃棄業者とEC事業者様にて直接契約いただき、
 廃棄商材の集荷場所として、荷物が保管されている場所に廃棄業者に取りに来てもらい廃棄を行います。
 一般的にこのやり方で廃棄を進めることが多いです。

【補足】AmazonFBAの場合

AmazonFBAに送った商品はどうなるのでしょうか?
参照 フルフィルメントセンターから在庫を返送/廃棄する https://sellercentral.amazon.co.jp/gp/help/external/G201436560?language=ja_JP

在庫管理ページまたは在庫推奨レポートから返送/所有権の放棄依頼を作成を作成し、AmazonFBA倉庫内で廃棄してもらえるように手続きを行います。特に契約を紙で結ぶなどは行いませんが、EC事業者様が所有権の放棄を行っているからこそ、AmazonFBA倉庫内で廃棄が行われます。

Shopify(ショッピファイ)専用物流倉庫スピードロジの場合

Shopify(ショッピファイ)専用物流倉庫スピードロジの場合トラックバース

Shopify(ショッピファイ)専用物流倉庫スピードロジではどのように廃棄処理を進めるのでしょうか。
スピードロジでは前のページでいう②のパターンで廃棄を進めます。

~流れ~
<1>スピードロジが紹介した廃棄業者様とEC事業者様との間で契約を結んでいただく
<2>EC事業者様が廃棄業者の集荷指定場所としてスピードロジ倉庫(千葉県柏市)を指定
<3>集荷当日、スピードロジが指定された廃棄商材をトラックバースまで移動
<4>廃棄業者様にて廃棄商材を引き取っていただく

EC事業様が廃棄の際に必要な費用は
①廃棄業者様に搬送、処理してもらう代金
②スピードロジでの対応費用(トラックバースまで移動し引き渡す料金、引き渡しの際立ち会う料金、廃棄分の在庫を減らす料金)
が必要になってきます。

*トラックバースとは
 倉庫内でトラックへ荷物を渡す場所 

Shopify(ショッピファイ)専用物流倉庫ならスピードロジ

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