【2020年版】後払い決済サービス4社比較 ECサイトに導入すべき後払いは?
後払い決済とは、お客様が購入した商品の支払いをコンビニでできるというサービスだ。クレジットカードを持たない、使いたくないお客様にも購入機会が広がり、CVRが高まると言われている。また、はじめて利用するECサイトでは、本当に商品が届くかどうかなど不安に思うこともあるが、商品が届いた後に代金を支払うことができるため、安心感があるのだ。
ECサイトとしても、後払い決済サービス提供会社が代金を立て替えてくれるため、未回収リスクを気にかけずに販売活動に専念できる。
ここでは、代表的な4つの後払い決済サービスの特徴をまとめる。
※2024年4月24日更新
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NP後払い
「NP後払い」は株式会社ネットプロテクションズが提供する後払い決済サービス。ECサイトが安心してサービスを導入・運用できるよう、サービス導入前後の悩みや質問へのフォロー体制を整えており、導入実績は、23,000店にのぼる。また、ショッピングカートをはじめ、受注管理システム、EC構築パッケージなど90を超えるシステムと連携しており、システム開発を行わずとも簡単な手続きのみで登録手続きを自動化できるのも強みと言える。
後払い.com
「後払い.com」は、株式会社キャッチボールが提供する後払い決済サービスだ。グループ会社の通販物流を担うスクロール360と連携し、請求書を同梱して商品を発送するサービスを提供しており、請求書の発送コストが抑えられるという意味で強みと言える。また、料金についても月額の固定費がかからない「リスクフリー」プランが用意されているほか、全プランにおいて初期費用なしで始められ、導入しやすいのも特徴だ。
後払いワイド
「後払いワイド」は、ポケットカード株式会社が提供する後払い決済サービスです。大きな特徴として、 最大30万円まで利用可能となっており、高額商品でも後払い決済を利用することが可能となっています。また、クレジットカード事業で培った与信ノウハウを活用してブランド商材や家電といった比較的単価が高かったり、また転売の対象となりやすい商材など、債権回収のリスクが高い商材でも利用が可能となっています。
Paidy
「Paidy」は、株式会社Paidyが提供する後払い決済サービスです。クレジットカードや事前の登録が必要なく、メールアドレスと電話番号のみで決済を完了することが可能です。また、スマホに最適化・優れたUIで利用者の不便を無くし、かご落ち防止を実現することが可能です。
後払い決済サービスを選ぶポイント
後払い決済サービスをECサイトに導入する場合に、比較するポイントはどこになるでしょうか?ここでは大きく5つのポイントについて見ていきます。
利用料金
後払い決済サービスで発生する料金は、月額料金+決済手数料が主な費用となります。決済手数料は各後払い決済会社によって異なるため、各社ホームページや問い合わせをして確かめてみましょう。また、月額料金や決済手数料の他に、請求書の同梱サービスや取引先の自動登録サービスなどのオプションが用意されているため、利用する場合には追加での料金が必要になる場合もあります。
与信枠の上限
後払い決済サービスでは、1回あたりの取引金額の上限が設定されています。そのため、自社の商材の価格や平均の購入単価が、検討している後払い決済サービスの上限枠に収まるのか確認が必要です。
入金サイクル
消費者が後払い決済で買い物をした際に、後払い決済会社から立て替えた売上金が入金されます。後払い決済会社によって、入金のサイクルがことなるため自社のサイクルにあった後払い決済会社を選びましょう。
自社システムとの連携
自社で利用している、ショッピングカートや一元管理システムなどと、後払い決済サービスが連携しているか確認が必要です。また、連携方法がCSVか自動連携なのかも業務フローに関わるため確認が必要です。
導入実績
後払い決済サービスは、前述した与信管理など重要な決済手段になります。そのため、過去のどれだけの導入実績があれば、それだけの与信管理の情報が蓄積されていることになります。
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