急成長の運用型広告市場、その実態とは?

運用型広告市場の売り上げ急成長の裏側

広告主のマーケティングを最適化するデジタルマーケティングエージェンシーの株式会社アイレップ(以下アイレップ)が広告業界の中でも伸張を続けるインターネット広告、その中でも特に高い成長をみせる運用型広告について紹介すると6月27日に発表があった。

運用型広告市場の売り上げはなんと前年比121.6%を誇り注目を集めている。2014年の6月から7月にかけてはインターネットにおける効率的な広告配信プラットフォームなどを提供する企業2社が相次いで上場を果たすなどこれから拡大していく市場だ。

広告効果をリアルタイムで測定できる「運用型広告」

そもそも「運用型広告」とは“広告効果を定量的にリアルタイムで測定できるインターネット広告”だ。メリットとして測定したデータをもとに広告内容の改善が可能で、リスティング広告と運用型ディスプレイ広告から構成される。

いずれもユーザーの興味・関心にターゲティングした広告が配信できる。運用型広告はユーザーが自社Webサイトを検索したワード、サイト内の閲覧、サイトからの離脱などのデータとリアル店舗やECサイトでの購買履歴などのデータをもとにしている。

それらのデータからユーザーの属性を分析し、最も効果のあるメディアやデバイスに広告の配信を行うそうだ。いままでの広告以上にユーザーに対してピンポイントで配信できるのはかなりの強みとなるだろう。