ディー・エヌ・エー、ECサイト化する決済サービスの提供を開始

WooComerceへの標準決済対応

株式会社ディー・エヌ・エーは同社の子会社である株式会社ペイジェントによるWordPressの「WooCommerce」への標準決済対応を行ったことを2014年7月23日発表した。

WooCommerceは、WorkPressに対して商品を販売するEC機能を追加することのできる無料プラグイン。現在のところ、全世界で360万件以上のダウンロードの実績があり、WordPressサイトでは、WooCommerceを利用したネットショップが数多く運営されているのが実情である。

また、WooCommerceでは、デザインのカスタマイズに関して非常に自由度が高いことから、商品や対象のユーザーにあわせて訴求力の高いECサイトを作ることが可能。

今回のサービス提供の背景とは

ペイジェントでは、職人工房合同会社がWooCommerceの日本語版を提供するのに合わせて、クレジットカード決済だけではなく、コンビニ決済、他通貨決済の合計3種類に対応した標準決済サービスの提供を開始。これによって、WordPressにおいてショップを運営するユーザーは、WooCommerceを追加的にインストールし、ペイジェントと契約することでネットショップを立ち上げることが可能となる。

ペイジェントの資本構成は、株式会社ディー・エヌ・エーが50%、三菱UFJニコスが50%となっており、経営基盤の安定性と高い信頼性という強みを有している。